君のことが好きです

りゅうけん

序章

恋愛に臆病で、誰かと本気で向き合うことから逃げ続けてきた僕が、君と出会って、恋をした。


ただ君の隣にいる資格が欲しくて、必死でもがく姿はきっと、端から見れば滑稽なモノだったのだろう。


それでも僕は、あの頃のみっともない僕のことがけっこう気に入っている。


少なくとも、あの頃の想いが色褪せてしまう前に、こうして物語に残そうと思う程度には。


さぁ、物語を書き始めよう。

このラブレターがいつか君に届くことを願いながら。

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君のことが好きです りゅうけん @Ryu-516

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