FGO『15人の理知的なメガネたち』感想(ネタバレ)
敵を切り裂く『力』も持たず。
敵から逃げる『速度』も持たず。
多くの獣の中で人は『脆弱な存在』である。
そのままならば強靭な獣に狩られるだけの運命であった。
ならばこそ人は『工夫』を得た。
人は『己の外』に力を求めたのだ。
その一つが『道具』である。
人はその発明によって『本来持たぬ力』を得たのだ。
ゆえに『メガネ』もまた『人類の叡智の結晶』なのである。
それは『メガネ』だけではない。
我々の周囲に存在するありとあらゆる道具。
その全てが人の『叡智』であり『歴史』であり『人そのもの』なのだ。
だが、忘れてはならない。
それは本来『人が持つべき力』では無いことを。
人は所詮『獣』であることを。
願わくば人の生み出した道具が『正しく使われること』を願う。
それだけが人の正しさを証明する『たった一つの方法』なのだから。
人よ、人よ。
己を滅ぼすのもまた己の生み出した『道具』なのである。
それを努々忘れることなかれ。
――――
めっちゃ遅れましたが何とか書きました(爆死)
でも、正直今だからこそちょっと文章が変わった気がします。
人の叡智は様々なものを創りました。
それは『文化』と呼ぶべき素晴らしいものだと思います。
一方で小生は人の本性が『獣』であることも知っています。人の生み出した『叡智』が獣によって『無残』に扱われることにも気付いています。
これはどうしようもないことです。
人は『獣』なのです。一匹の獣に過ぎないのです。
それが小生が人生で得た『結論』です。
むしろ『獣』ではない人間を見たことがないと言ってもいいでしょう。
しかし、人は『内なる獣を飼い慣らす方法』を得た獣でもあります。
多くの人々の自分の中の獣を飼い慣らしたまま人生を終えることができます。
(ただ人は歳を取ると内なる獣を制御できなくなる傾向があります)
(次第に外見を取り繕う必要が無くなるというのも大きな理由でしょう)
とはいえ、小生は人間と言う生き物にまったく『期待』してません。隣人が小生のことを殺したとしても『そういうことぐらいあるだろう』と思います。
まさに精神が腐ってますが、そういうことがあるのが『人間』なのです。
取りあえず隣人の手に包丁が無いことを確認するのが小生の日課です(汗)
小生が銃社会が嫌いなのは銃の場合は先制攻撃が圧倒的有利だからです。
『銃を持っていれば反撃できるだろう』
と言う方もいますが、ふつーに先に撃たれて死にますわ。相手がこちらを殺しに来るのを確認してから撃ったのでは間に合わないと思います。
(まあ、海外の場合だと先に攻撃しても無罪というケースがあるようです)
(もっともそれはそれで悪用されるでしょうねと小生は思います)
その点『刃物』に関しては、持っていないことさえ確認できればすぐには殺されません。まあ、遠くから投げて刺さったら死ぬかもしれませんが、そんな暗殺者的な技術を持った隣人だったらそもそも何をやっても殺されてしまうので諦めましょう。
まあ、世界情勢を考えて悲観的なことばかり言ってますが、人の生み出した『文化』自体は本当に素晴らしいと思います。『ありとあらゆる文化が迫害されてはいけない』というのも、その文化自体が人そのものでもあるからです。
もっとも中には『悪しき文化』もあるので、そういうのは歴史の闇に葬り去るしかありません。ただ漫画やアニメとかも『悪しき文化』として攻撃されてきた歴史もあるんですよねー。
自分が気に入らないものを『悪しき文化』として攻撃するのも、人が『紡いできた文化』だったりします。それ自体が『悪しき文化』だと気付かないんですよ。
何かを攻撃する(もしくは批判する)ならば『理路整然』とすべきですし、それができないならば攻撃すべきではないわけです。『理屈』と『感情』は切り離して考えなくてはなりません。
もちろん個人で何を思うのも自由でしょうが、それを全て表に出す必要は無いわけです。自分の感情は自分の中で処理すべき問題です。作品の感想だって書くのは自由ですが、最低限の配慮は必要です。感想と悪口は別物だと知りましょう。
小生も地面に頭を打ち付けて自分の感情を処理してますので、皆様方にあった感情処理の仕方を学ぶことをお薦めします。不愉快なことがあった場合は(休日に)一日中寝てると案外どうでもよくなって来ますよ(笑顔)
やれやれ。
今回は『FGO』と関係ないような話が多かったですね(あるいはいつも)
ただ現実とこのイベントの話がリンクしてしまった感じはあります。
一体世界に平和を齎すものは何なのでしょうか。
圧倒的な力での統一は人に恐怖を齎し。
人と人の話し合いは平行線のままで終わらず。
いつか来るだろうと予言されていた災厄に対抗するすべも無く。
原発事故のときと同じですね。誰も現実を見ていなかったわけです。
見えない脅威は見えないからと言って無いわけでは無い。
当たり前のことですが、全世界の人間がそれを忘れていたわけです。
ほらね。
微妙にリンクしてるでしょ。
まあ、製作側もそこまでの意図は無いような気がしますが。
え、もしかして、そういうメッセージのイベントだったのでしょうか(汗)
『人は見えない脅威にも立ち向かわなくてはならない』
的な。
たぶん考えすぎだと思いますけど。
ではでは、次のイベントの感想も書かないといけないのでこの辺で。
予定がつめつめですです(汗)
<起こり得ることはいつか起きるのである>
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