最近読んだWEB小説(2022/02)

 パリピー(意味不明)


 さて、少し体調を崩したので更新が遅くなりましたが、小生が読んで面白かったWEB小説紹介のコーナーです。コーナーというと(以下略)


 いや、まあ、前回紹介するのを忘れた補完でもありますけど(爆死)

 更新した後にすぐ気付いて『まあいっか(てへっ)』という感じでした。


 でわ、前回と同じような形式で紹介していきますのでよろぴこ(死語)

『よろぴこって何だろうね』と思いつつ、本編をどうぞー。



――――――


<胎界主> 


 WEB小説ではない。

 WEB漫画でした(てへぺろ)


 第三部を更新してある分までまとめて読みましたが、相変わらず先が気になる展開ですね。現状は伏線を張ってる段階ですが、これが最終的にどう集約していくのか楽しみです。


 ちなみに『蒼き鋼のアルペジオ』も同じような手法を用いて、そろそろそれが一つの大きな流れになりそうな展開になってます。こちらも楽しみー。



<俺と君達のダンジョン戦争>


『近未来系ダンジョン』作品。

 一言で言うなら『ひゃっはー』という感じのする物語です(笑)


『ダンジョン戦争』という舞台で主人公たちが『むちゃくちゃする』話かな。

 軽さと重さが入り混じった良い意味でラノベ的な作品だと思います。


『突然訪れた状況の中で自分たちはどう行動すべきなのか?』


 方向性は違いますが『バトル・ロワイアル』に近いものを感じました。

 ある意味『キューブ』に近い作品とも言えるかもしれません。


 まあ、その二つに比べれば軽いとも言えますし、全人類の命が掛かっているので逆に重いとも言えます。主人公たちがラノベ的キャラクターなので読んでいて爽快感はありますね。敵は皆殺しですけど(汗)


『皆仲良く力を合わせて』とならないところがこの作品の魅力だと思います。『自国からバックアップを受けるがゆえに、簡単に協力することができない』というのは当然の結論なわけです。


 面白かったです。

 


<職業、仕立屋。淡々と、VRMMO実況。>  


『VRMMO作品』

『主人公が勘違いしている系作品』でもあります。


『末期状態』といいますか、『末世状態』のVRMMOに何も知らない主人公がやってくるという物語ですが、なんと言いますか『そんな感じの面白さ』です(笑)


 ゲーム自体は良い出来なのですが、『運営とプレイヤーがやっちまった』せいで『頭があれなプレイヤーが蔓延ってしまった』という現実でも実際に起きたりする悲劇のような喜劇のゲームが舞台となってます。


 けっこう独特な作品なので好き嫌いが別れ易いかと思います。

 ただ『実際のMMOってこんな感じだよなー』という納得も感じられる作品です。


 オンライン対戦ゲームなんてやってると分かりますけど、基本的には『嫌な連中』ばかりです。普通にプレイしていても『死ね』というメールが届く仕様です(汗)


 中には『他人の邪魔をする』という一点だけでプレイしている方々もいます。オンラインゲームというのはそういう人間の『地獄的な部分』を内包しているジャンルでもあるわけです。


 まあ、慣れてくるとそれが楽しかったりしますけどねー(爆死)

 人間が生み出す『地獄体験ツアー』みたいな感じで(悟)


 そう考えると一つのゲームが生み出す『光と闇』を描いた作品と言えるかもしれません。『主人公視点から見るゲーム』も『他のプレイヤーの視点から見るゲーム』も同じゲームなわけですよ。


 どちらを選ぶかというのは『プレイヤー次第』でもあります。

 あと『運営』のせい(死)



<貞操逆転世界観童貞辺境領主騎士>


『タイトルのまま』作品(笑)

 ですが、『純粋な騎士物語』でもあります。


 この作品に関しては読んだのはけっこう前ですが、内容が『純ファンタジー』に近いということに驚きました。


 本当にタイトルの通りの作品なのですが、その『タイトルの通り』を真剣に描いているので『貞操逆転世界観童貞辺境領主騎士』という物語がそこに『存在している』わけです。


 なので『なろう系』の皮を被った『しっかりとしたファンタジー作品』という気軽に読もうとしたらぐっさりと刺されました的な逆襲に合う作品となってます。


 まあ、『下ネタ』も多いのでその辺りは好き嫌いが分かれるでしょうが、そもそもは『貞操逆転世界』を描いているのでそういう描写が多くなるのは当たり前なわけです。


 いろんな意味で『貞操逆転世界観童貞辺境領主騎士』なのです。

 読んで見るとこのタイトルがぴったりであることに気付くでしょう。


 おすすめです。



<乙女ロボゲーのやたら強いモブパイロットなんだが、人の心がないラスボス呼ばわりされることになった>


『乙女ゲーモブ転生』作品。

(理想の)兵士となった主人公の活躍と悲劇を描いた作品とも言えるでしょう。


 主人公は『モブ』なので『ラスボス』ではないのですが、『一人の兵士として忠実に動いていたら最終的にはラスボスの立ち位置に立ってしまった』という感じの作品です。


『キモオタモブ傭兵は、身の程を弁(わきま)える』に近い部分もありますね。所謂『主人公』たちは『自分たちの感情』に従って行動しますが、モブたちは『自分の感情を抑えて別な理由で行動を選ぶ』わけです。


 兵士ならば優先すべきなのはもちろん『命令』で、それ以外のことを勝手に判断して行動してしまえば『指揮系統が混乱』し、下手すれば『味方同士が殺し合う』ような事態になってしまう可能性すら在り得るわけです。


 モブ兵士にとっては『判断する者』と『行動する者』が違うのは当然のことなのですが、主人公気質の人たちからすればそれが『理解できない』わけです。


 目の前に正しそうなことがあれば、すぐにそれに飛び付いてしまう。

 言い方を変えれば『自分たちのことしか考えていない』とも言えます。


 まあ、それで『正解を選ぶのが主人公』というわけですが、モブ兵士はモブなので自分の感情や判断だけで行動したりしないわけです。それが幾ら非人道的かつ迂遠な判断だったとしても、それを判断する立場にいないからこそ『モブ』なのです。


 まあ、お互いにもっと『融通利かせろよ』という話なので、すれ違いと勘違いが物語をおかしな方向へと捻じ曲げていくという感じのストーリーですね。


 今気付きましたが『ガンダム Gのレコンギスタ』にも似てますね。

 あれは簡単に言えば『皆が主人公をやった結果殺し合う』という作品ですし。


 この作品に関しては最終的にモブ兵士も含めて全員死んだとしても納得できる気がします。『アーマードコア』に近い雰囲気もありますね。虐殺ルート(汗)



<誰だ、こいつら喚んだ馬鹿は>


『異世界召還』作品。『無双系女騎士、なのでくっころは無い』と同じ作者様の作品と言えば分かる人には分かるかと思われます。そんな内容です。


 系統としては『俺と君達のダンジョン戦争』と同じで主人公たちが暴れて、周りの人たちがドン引きする感じのひゃっはー。


『誰だ、こいつら喚んだ馬鹿は』と現地民が嘆きたくなるわけです(汗)


 この手の作品はWEB小説だと『ハルジオン』辺りが最初ですかね。

『メンタルつよつよ系主人公と殺戮系ヒロインの物語』という感じです。


 小生の好きなジャンルの一つですねー。



<走りたがりの異世界無双 >


『異世界転生』作品。

『主人公が前世でやりたかったことをやる系』作品です。


 この作品に関してはそれが『走る』ことで、『『レベル』があるなら上げるでしょ?』とかと同じで、主人公が一直線に突っ走って周囲がそれに巻き込まれていくという物語になってます。


 まあ、よくある展開と言えばそうなのですが、この作品に関しては『基礎』がしっかりとしているのか、全体的に『安定している』ように感じます。


 こうWEB小説にありがちな物語がぶっ飛んでいかずに、一つ一つ丁寧に物語を積み上げてるという印象を受けました。


 その分、展開が地味ではありますが、『これからどんどん面白くなっていくのではないか』というような予感を感じさせる積み上げ方かなーと思います。


 

<天才王子の赤字国家再生術>


 WEB小説ではない。

 小説でもない。


 アニメの方でーす(ぐわし)


 いや、原作の小説も読んでますが、これは良いアニメ化だと思います。原作の小説を『アニメとして面白くしよう』としている製作陣の気概を感じました。


『はめふら』もそうですが、小説とアニメは違うということを理解しているスタッフが作った作品は面白いです。あくまでも小説(原作)はベースであり、それを忠実に再現したとしても『アニメとして面白くなる』とは限らないわけです。


 このアニメに関しては『ここが面白いだろ!』という製作陣の声が聞こえてきそうな感じです。この作品の『面白い部分を強調しているアニメ化』だと思います。


 今のところ今期では一番好きなアニメかもしれません。

 殿下!



―――――


 出オチと見せかけて、関係ない作品を最初と最後に入れるというオチでした(笑)

 

 こうやって小生が面白かった作品を並べると、やはり『主人公が特長的(癖が強い)な作品』が多いですね。あんまり普通というか『特長の無い主人公』は好きじゃねえっス。


 まあ、大きな影響を受けた作品の系統がだいたい『それ系』ですし。

『スレイヤーズ』とか『オーフェン』とか。


『ハルジオン』が好きなのも主人公が『ハイパークズ』だからです。

 あまりにも『クズ』過ぎてアニメ化すればヒットすると思うんですけどね(笑)


 まあ、書籍化自体が難しそうな作品ですからねー。

 今ならいけそうな気がするのですが、書籍化しないかなかな(ちらり)


 でわでわ、この辺でー。

 そろそろ感想を書こうと思った書籍を見つけないといけんですたい(爆死)


<むりー> 

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