『Fate/EXTRA Last Encore』 10話 感想(ネタバレ)

『量産型 遠坂リン』というパワーワードを生み出した10話です。

 シリアスなのにギャグをぶっこんでくる辺り、さすがですね(笑)


 11話の放送が先なのでさぼっていたら、こんな時期に感想の小生です。

 いや、まあ、途中ぶっ倒れたりしたというのも原因なのですががが(汗)


 まあ、ともかく。

 今回の話は『Fate/EXTRA』の核となる要素『犠牲』です。


 基本的に『型月』の物語では、全ての人間が救われるということはありません。

 必ず誰かが『犠牲』になる。手を差し伸べてもらえる人間には限りがある。


 それこそ『奇跡』でも起きない限りは、『トゥルーエンド』に到達します。

『ハッピーエンド』と『グットエンド』は、『もしも』のお話です。


 ただ今回はそれに至れる道があった。

 でも、二人の人間がそれを選ばなかったため、この結末となりました。


 条件としては、


『リンたちが主人公を生贄としない』

『リンではなく、ラニが主人公のサポートを全面的にする』


 まあ、意図的にやらないと達成できない項目ではあります。『リン』と『ラニ』の性質を考えると、『二人とも生きる』という目標を持ち続けない限りは不可能かと。


 だから、今回は辿り着くべき結末『トゥルーエンド』というわけです。

 主人公一人だけではどうすることもできない結末でした。


 ただ二階層でのことを考えれば、ラニはこの結末を望んでいたとも言えます。

 未来を見送り、過去と共に眠る。

 それが彼女の望んだ結末だったのかもしれません。


 細かい部分は考察で。

 

 次は7月放送らしいので、もうしばらく待つ必要があります。

 期待値上がっちゃうけど大丈夫かね?


 続けての放送だったら同じぐらいの出来でも絶賛しますけど、間を空けると同じレベルでは満足できないかもしれませんヨ。


 ま、期待してます。


<考察に続く>

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