『Fate/EXTRA Last Encore』 9話 感想(ネタバレ)
『赤セイバー』の真名解放。
それに伴う宝具ぶっぱという『Fate』のお決まりパターンでした。
戦闘シーンが少し地味かなーとも思わんでもないですが、『Fate/EXTRA』自体が『Fate』作品群の中で地味な作品なので、こんなものかなーとも思います。もしかすると『蒼銀のフラグメンツ』よりも地味かもしれません。
実際のところ今回の『赤セイバー』と『バーサーカー』の戦闘シーンは、理詰めの戦闘シーンとなっています。『赤セイバー』にして見れば、あそこで向かい合った時点でほぼ勝利が確定していました。
そこをきちんと理解できると面白い戦闘シーンなんですけどね。一つ一つの行動に意味が合って、何となく倒したり、倒されたりしているわけではなかったりします。
地味ですけど(笑)
小生はこういう戦闘シーンも好きですヨ。
『ブシドーブレード』なんかも好きでしたし。
そもそもこの作品の『戦闘の理』は三話でリンが語ったことが全てでもあります。
ゆえに主人公は『ユリウス』に勝利をすることができたわけです。
二人は同じ『デッドフェイス』として生まれながら、その在り方は違うものでした。一人は己の中にある憎しみだけを求め、一人は己の外にある輝くものを求めた。その差がこの階層での彼らの物語です。
あと『岸波白野』が出張ってきたのは、『主人公』のためというより『赤セイバー』のためかと思われます。
『この馬鹿やろう。うちのセイバーのことを何も知らないくせに偉そうに』
その怒りが『主人公』の中に眠っていた彼女を呼び覚ましました。例え『元マスター』だったとしても、自分の相棒を曲解されるのが許せなかったのでしょう。
先輩が教育的指導をしてやろうという感じでしょうね。
自分と同じで、自分とはけっして違う後輩に向かって。
さて、今回の物語で多くのことが判明しましたが、細かい部分は考察で。
<考察に続く>
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