『Fate/EXTRA Last Encore』四話 考察(超ネタバレ)

 うん、ややこしい。

 でも、大分状況が整理できてきたので今回もやっていきましょう。


 あまり先の展開を知りたくないという方は読まないほうが良いですヨ?

 外れている部分も多いと思いますけど(汗)


――――


<憎しみ>


 それが何に対する憎しみなのか主人公は理解していない。

 それに伴う目的も今の彼には分かっていない。

 ただ上にいかなければならないという内なる声に従っているだけである。


<海をのぼる>


 目的を探すための戦い。そもそも下のフロアから崩壊しているようなので、上のフロアに上がり続けなければ崩壊に巻き込まれて消滅してしまうと推測できる。


 どちらにせよ自分というものを残したいならば上に進むしかない。


<対戦相手>


 フロアマスターは他のマスターが来たことを察知できるらしい。


<三回戦に上がるため>


 目的。

 聖杯戦争をやる気があるということ。


<騎士の本懐>


 目的2。

 

<強敵>


 前のマスターは強敵ではなかったらしい。


<マスターを見つけ倒す>


 マスターを倒せばいいのか?


<鐘の音>

 

 四回。

 自動的になる仕組み?


<スナイパー>


 マスター狙い。

 マスターを殺せば勝ちになるのか?


<森>


 フロアマスターが作った世界。

 シンジが『海』だったように自分たちに有利に場所を用意できるようである。


<ありがとう>


 礼。他者の存在を認める行為。

 今のところ二人は互いの存在を認めているパートナーである。


 少なくともリソースとしてどちらか片方を消費している状況ではないと推測できる。互いに同じ目的のために共闘している関係。もっとも聖杯に願うことによっては決別する関係でもある。


<生きられたら良かった>


 生きられなかったということ。

 力を持つ英霊でも己が望むようには生きられないという現実。

 

 ゆえに聖杯戦争に呼び出される。


<コードキャスト>


 前回の魔力供給と同じようにリンに教わったと思われる。

 主人公の魔術師としての素質は不明。


<似たもの同士>


 おそらく自分からやるのではなく、他に誰もやらないからやるという部分。

 後ろ向きの決意。第一話参照。


<矢>


 マスターを狙った矢を外しまくっているので、彼にマスターを殺す気はないように見える。サーヴァントを倒すことに拘っている?


<令呪使用>


 魔力ブースト。

 現段階では赤セイバーの宝具を使用できるかは不明。


<チェックメイト>


 令呪の使用も作戦の内だったということ。

 聖杯戦争に慣れているサーヴァントである。


<なんだと>


 予想外ということ。

 彼女の存在を知っているのかは不明。

 

 後でマスターに報告しているようではないので、おそらく知っていたと推測はできるが詳細は不明。シンジはリンを知っていた。


<霊薬>


 以前に出てきた回復薬と同じように見える。

 一般的な回復薬ということだろうか?


<ラニ>


 たった一人でレジスタンスをやっている元マスター。

 肩書きはリンと同じだが、詳細は不明。

 令呪はあるが、画数は不明。


 ちなみに二人ともレジスタンスが自分だけとは言っていない。

 あくまでも一つの階層に自分しかいないと明言しているだけ。


<リンはどこにいった>


 詳細不明。

 そもそもこの階層に降りられるのかも不明。


 こっそり降りて自分の目的を優先している可能性もあり。

 ただリンの存在を忘れる二人もわりと薄情である。前回と同じ。


<リンとラニ>


 リンが姿を隠したら『ラニ』が出てきた。

 という情報から同一人物と推測することもできる。


 ただ姿を変える必要性があまり感じられないため詳細不明。

 両方ともムーンセルが用意した案内人という可能性もある。


<私の敵>


 ラニの目的は不明。

 ただ『ダン・ブラックモア』というフロアマスターを敵だと認識している模様。


<マスターを殺し続ける狩人>


 第三階層に行く条件は満たしているように思える。

 マスターを殺すだけでは駄目なのか?


<ラニが生き残っている理由>


 不明。

 元マスターだから狙われていないだけ?


<50年>


 上を目指すマスターが現れなかった期間。

 最後のマスターがこのフロアに現れたのが五十年前という解釈もできる

 ラニがセラフにいる期間とはまた別。


 ただすでにマスターがいないということも知っていたらしい。

 その理由は何か?


<知っている>


 ラニは聖杯戦争の赤セイバーを知っている。

 だが、会ったことはない。


 解釈は二通り。

 一つは同時期の聖杯戦争に参加していた。

 もう一つはあくまでも情報として赤セイバーを知っていた。


<ラニのサーヴァント>


 不明。

 

<聖杯戦争>


 ここにいるラニは聖杯戦争を経験して変化した後のラニであると推測できる。

 シンジとリンも同じ状態であると考えられる。

 

<眩いもの>


 主人公と他の登場人物の差。

 あるいはこれから彼が経験していく現実。

 良くも悪くも。


<フロンティア>


『Fate/EXTRA』シリーズに置けるムーンセルの役割。

 人類に過ぎた異物をどう扱うかによって人類の未来が変わる。

 

 人類の未来に関してはアニメ版『Fate/Apocrypha』でも少し語られた内容です。

 続けて視聴している方には分かり易いかもしれません。


<理想郷に成り得た>


 理想郷として成功しているのが『Fate/EXTELLA』

 理想郷として失敗したのが『Fate/EXTRA Last Encore』


 本編とはあまり関係ありませんが、参考までに。

 あくまでも『現時点』での話ですが。

 

<セラフの現状>


 後記。


<コテージ>

 

 ラニとリンが同一人物ならばちょっと用意周到過ぎる。もともとお互いに協力し合っていて、リンが第一階層を担当し、ラニが第二階層の担当者なのかもしれない。目的は自分たちが利用できるマスターを勝ち上がらせるためか?。


 その階層の状況を説明する人間が必要なので、各階層に協力者が出現する可能性は十分に在り得る。サプライズ演出としても有効。


<夢> 


 おそらく誰かにとっての過去。

 主人公の過去なのかは不明。


<月の聖杯戦争>


 ムーンセルは情報収集をするために人を呼び出す。

 情報収集の一環として『聖杯戦争』を開催。

 人間たちが自己解釈を始め、互いに殺し合い脱落していった。


 つまり、ムーンセルが開催した聖杯戦争では互いに殺し合いをする必要が無かったということだろうか? マスターを殺さなくても勝ちになる?


<愚者たちの群れ>


 白衣の男曰く。

 彼と相対した誰かもその一人。


<白衣の男>


 最下層にいた人物と同一人物だろうか?

 最下層にいた白衣の男は主人公に何かを期待しているようだったが。


<落とされた>


 聖杯戦争を勝ち残ったが最終的には最下層に戻されたという意味。ただ主人公自身様々な記憶が蘇って来るため、どれが自分にとっての事実なのか把握できていない。彼が現実として理解しているのは最下層の一日とその後の『今』だけ。


<コピー>


 主人公が怒りを見せていない。

 使い捨てられるNPCとは違う?


<墓>


 殺されたマスターの墓。

 数は不明。ただラニには死者を弔う気持ちがあるということ。


<マスターとなった>


 最下層からどうやってマスターになったかということ。刺さっていた剣を脱いだだけで、実際のところ主人公もよく理由が分かっていない。


<1900年代>


 五十年前の主人公の認識。

 彼の認識は『2030年』と推測できる。


<知らされていない>


 誰に?

 赤セイバー。

 それともリンか


<3020年>

 

 今。

 隔離された世界を利用したトリック。

 

 視聴者の多くが認識していた時間から約1000年が経過している。

 おそらく赤セイバーがコールドスリープしていた期間。

 そのため彼女も知らなかったと推測できる。


 あるいは『Fate/EXTRA』の世界から約1000年が過ぎても人類が生存できていることに驚くべきかもしれない。今地上にいるのはセラフに適正の無い人間だけなのかもしれない。


 経過年数を1000年にしなかった理由は不明。

 崩壊のタイムリミットか?


<最下層>


 楽園の再現。

 この場所だけは本来のセラフだったということ。


<セラフ崩壊>


 約1000年前。

 2030年に何かが起きた。


<人類は消え去る>


 セラフが迎える結末で人類の運命を決める。

 これはそういう戦い。


<マスターを狙わなかった>


 緑アーチャーがマスターをわざと殺さなかったということ。


<マスターを殺せ>


 サーヴァントではなく。


<上にあがる>


 目的。


<マスターを殺してきた>


 サーヴァントを殺してきたとは言わない。

 マスターを殺すことが目的になっている?


<今度こそ>


 マスターを殺しても上にあがれなかったということ。

 サーヴァントを倒さないと駄目ということか?


 あるいはその権利を得ても気付かないだけ?


<現状のまとめ(推測)>


 <2030年以前>

 ムーンセルが人を呼び寄せる。

 目的は情報収集。聖杯戦争もそのための手段に過ぎない。


 その中で人々が自己解釈の果てに共に殺し合い脱落していった。

(夢の中の会話より)


 最終的な聖杯戦争のルールは128人のマスターよるトーナメント制。

 サーヴァントが死ねばマスターも死ぬ。

 最後の一人が聖杯を得る権利を持つ。 


 ムーンセルが機械の考えた楽園を設立したのもこの時期か?


<2030年(仮定)>


 聖杯戦争が継続する中で何かが起きる。

 その結果としてセラフが崩壊。


 聖杯戦争が停止。

 多くの死者が出る。死者が出た原因も不明。


 この崩壊はセラフのシステムがダウンしたという意味であり、あくまでも管理者がいなくなった状況ということだと推測。そのためシンジが(仮の)管理者となり第一階層のフロアマスターになる。


 公式に書かれた情報により『レオ』もこの時期に聖杯戦争に参戦している。最下層が2030年の予選を再現しているなら、リンも同時期にいたことになる。ラニの姿は確認できていないため、詳細不明。


 ラニが見た赤セイバーもこの時点までで起きた聖杯戦争のうちのどれかの出来事。

 ちょうどこの2030年の出来事なのかは確定していない。


 この時期の各階層がどういう状態だったのか不明。リンの作ったセラフ図から考えると、ほぼ全ての階層に人が居たようにも見えるが、シンジが一回戦をやっていたことを考えると、このときの予選を潜り抜けたマスターではないはずである。詳細不明。


 前の聖杯戦争の参加者か。

 それとも聖杯戦争以外の人間か。

 あるいはリンのセラフ図があまり意味がないだけかもしれない。


 <2030年以降>


 聖杯戦争を強制するルールは無くなったが、マスターに倒すことによって上の階層にあがることができるシステムは残る。具体的な条件は不明。


 シンジが聖杯戦争を停止させる(状況的)

 ダンが第二階層のマスターを狩り続ける(三回戦には行けない)


 時期は不明だが、リンとラニがそれぞれの階層でレジスタンス活動を開始。

 二人がサーヴァントを失った過程も不明。


 ラニが主人公を待っていたのは五十年。

 すでに上の階層を目指すマスターがいないということを知っていたらしい。


 最下層ではかつてのセラフのまま予選を繰り返す。その中からマスターが誕生するが、そのほとんどが第一階層に留まったと推測できる。逆に言えば最下層にはまだマスターを生み出すシステムが残っていたということにもなる。


 適正のある人間が最下層に囚われたのはこれのせいか?


 <3020年(現在)>


 セラフが本格的に崩壊を始める。

 前回の崩壊とは違い、セラフという領域そのものが崩壊している模様。

 あるい外部から物理的に崩壊している可能性もあるが、詳細不明。


 最下層最後の一日が始まる(第一話)。


 最下層では約1000年の間、2030年の予選を繰り返してきた疑惑あり。

 あるいは今までの予選をランダムで再現していた可能性も考えられる。


 保健室の生徒が何だったのかは不明。

 そのときのリンの態度も不明。


 その最後の結末として主人公が129人目のマスターとして、最下層を抜け出す。

 神父と白衣の男だけは状況を把握していた模様。


 ラニはいずれマスターが誕生すると知っていた。

 リンが把握していたかは不明。


 この時点でも聖杯戦争の勝者はいないと語られる。

 セラフそのものが崩壊している理由も語られていない。


 主人公が懐く怒りと憎しみ。

 上を目指す理由も不明。


 赤セイバーが過去の聖杯戦争の記憶をどこまで持っているのかも不明。

 なぜコールドスリープされたのかも不明。


 リンの目的不明。

 ラニの目的不明。


 そんな感じで第五話に続く。


<続く>

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