埼玉蹴り

Fate/EXTELLA(ネタバレ気味)

 2016年11月24日。

 とある場所にて、『Fate/EXTELLA』のネタバレが解禁された。


 ってか、あんたらが真っ先にネタバレするんかーい!


 いやはや、そこにしびれるあこがれる、と言いますか。

 いつも通りの『型月』さんでしたとさ、まる。


 そんなこんなで『Fate/EXTELLA』の話です。

 今回はネタバレ指数が高いので、見たくない方はバイバイ。


 自・己・責・任。

『自己責任』でお願いします。


 でへ、どうそ。




 / 





 それは懐かしい光景だった。

 かつて小生は、それと同じようなモノを見た記憶があった。


 今よりも昔のお話。

 とある二人の不器用な会話。

 

 まったく違う物語なのに、それを見て感じたことは、あまりにも酷似していた。

 眩しいほどの懐かしさに、思わず笑みを浮かべてしまった。

 

 変わらないなー。

 ふとそんなことを思った。


『TYPE-MOON』が表現してきた作品の根底にあるモノ。

 その一つがこれなのかもしれない。言葉にならない一つの答えが、小生の中で形作られた瞬間であった。

 

『Fate/Grand Order』が『Fate』作品の集大成ならば、『Fate/EXTELLA』は今まで『TYPE-MOON』が歩んできた道の集大成である、と小生は感じた


 なぜなら『Fate/EXTELLA』という作品は、『Fate』であり、『――』であり、『―の――』なのだから。

 

 懐かしい。

 だけど、新しい。

 

 ここまで続いてきた過去。

 ここから続いていく未来。

 

 誰かがそう望んだように。

 旅は終わることなく、明日へと繋がっていくのだ。

 今はこの新しい夢物語の誕生を祝福しようではないか。


 小生はそう思うのであった、ちゃんちゃん。



 /



 はい、ここまでぇぇ!

 今回はいろんな意味で危ない駄文でした。


 というわけで、カッコつけモードは終了して、ここからはいつも通りのてけとースタイルで。てけとー!


 さて、上記の駄文でもぼかして書きましたが、今回の『Fate/EXTELLA』は純粋な『Fate』作品群とは言えないかもしれません。ちょっと特殊でございます。


 最初に発表された『Fate/stay night』とは雰囲気が違う作品になったという感じでしょうか。『Fate/EXTRA』までは『聖杯戦争』の雰囲気を保っていたのですが、今回はけっこう別物と考えたほうがいいかもしれません。


 古参の『型月ファン』ならばあまり問題はないかもしれませんが、『Fate』からファンになった方ですとちょっと違和感があるかもしれませんねー。『Fate』はいつから『――』になったんだと。


 まあ、『Fate/EXTRA』の時点ですでに『――』になってるわけですけど、それでもきちんと聖杯戦争という形を取っていたのでそこまで『――』色が強くなかったのだと思います。『―の――』だっていちおう『――』ですし。


 ああ、今回はネタバレばかりだな(汗)

 察しの良い方はここまでの駄文で、けっこうネタバレになっているかと。


 まあ、だから二週間ネタバレ禁止令を守ったわけですが(汗)

 何かもうどれを語ってもネタバレになるというか、ストーリを少しでも語るだけでもネタバレになるという始末。何も話せません(爆死)


 うん、ゲームとしての出来ならばネタバレ無しで語れますね。

 きちんとしたFate無双である、終わり(笑)


 いや、マジでこれで伝わるかと。

 まあ、一作目なのでもちろん改善点などはありますが、個人的には大満足です。

 衣装チェンジすると、イラストまで変化するのはものすごく良い点ですね。『ワダアルコ』氏、仕事し過ぎではないでしょうか(笑)


 ただ『Fate』の醍醐味であるサーヴァント戦も、無双系のボスキャラでしかないという大きな問題はあります。しかし、ここに力を入れ過ぎると無双系の良さを無くす可能性もあるので難しいのですが。


 うーん、ゲームシステム自体は、無双系のゲーム枠を超えられなかったという感想ですかね。せっかくの新作なのに新規キャラが少ないという問題点もあります。


 まあ、新規キャラに関して過去に登場したサーヴァントを操作したいという願望もあったので、一概に悪いとは言えなかったりします。サブストーリーなどで新たな一面が表現されたということもありますし。


 そうそうサブストーリーで思い出しましたが、『Fate/EXTELLA』はメインストーリーとサブストーリーの二種類がありまして、メインストーリーは『いつも通りの型月さん』(ちょっと短め)という感じですが、サブストーリーは『格ゲーぐらいの文章』と考えた方がいいでしょう。格ゲーのアーケードモードよりは長いですが。


 だからといってサブストーリーが面白くないというわけではなく、それぞれに出来の差はありますが、十分に面白いかと。特に『キャスター陣営』のサブストーリーにはいろんな展開があり、とても面白かったです。


 個人的には『カルナさん』と『呂布さん』の株が上がりましたよー。

 特に『カルナさん』はゲーム的にも強いですね。ランチャー!


『ガウェイン卿』もサブシナリオでは優遇されていた感じですね。

 主人公格としてハブられた面々も、物語的には重要な位置にいたりします。影の主役という面もあるかと。


 もちろん今回の主人公格である二人のサーヴァントもきちんと優遇されてますよ。『赤セイバー』はいつも通りの、『キャスター』は新たな一面を、それぞれ暴走気味の魅力を発揮しています。ええ、物凄い感じなのです(笑)


 最後に単純な感想を書けば、


『すげー面白かった』です。


 サーヴァントを動かすだけで面白いし、サーヴァント同士が仲間として会話するのも新鮮で面白い。たのちーです(笑)

 

 小生の私情入りまくりですが、ここまで物語が続いたんだなーと感慨深い作品となりましたね。昔から思ってましたが、ゲームって凄いですね。

 

 同じように物語を紡ぐ方法でありながら、強みがまったく違うのですから。

 この話も何れ別の機会にしましょうかね。


 後はDLCが揃うまで、やりこむのはお休みです。

 別衣装で楽しみたいというのもありますので。

 

 さすがに全部は買えませんが(汗)

 ガチャの方もありますし。

 2016年クリスマスは生き延びられないそうですよ(大汗)


 では、これ以上迂闊なことを口走る前に。

 どろーん。


<誰もいない教室にて> 

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