テイルズ その後

 ども、おひさしゅうございます。

 小生でふでふ。


 わりとバレバレと思いますが、『テイルズ オブ ベルセリア』を購入し、プレイしておりました。何とかクリアーだけはできたので、簡単な感想でも書いておきます。

 

 ですが、今回は『テイルズ オブ ゼスティリア』との関連性の高い作品でもありますので、まったくネタバレ無しというわけではございません。

 そもそも感想というのはどうやっても間接的にネタバレになりますので、その点はご注意ください。後は自己責任でございます。








 では、『テイルズ オブ ベルセリア』の感想いきまーす。

 結論から言えば、


『ちょー面白かった』


 です。

 個人的には『テイルズオブヴェスペリア』と同じぐらい面白かったです。

 この出来なら素直にお薦めできるんじゃないかと思います。


 まあ、テイルズ作品のシナリオは賛否両論が多いので、難しいんですけどねー。

 物語に一貫性があり、敵味方共に明確な行動理由があるという点は、高く評価できると思います。

 

 敵には敵の、味方には味方の、それ以外の人々にも、それぞれの生きる理由があるわけです。『君が君らしく生きるためのRPG』というジャンルに相応しい内容だったと思いますね。


 表のテーマは『生きる』で、裏のテーマは『――』かなーと感じました。

 ネタバレになるかもしれないのでいちおう伏せます。これはプレイした方々はそれぞれ感じることですので、あまり語るのは余計なことなのでふ。

 

 ただ『テイルズ オブ ゼスティリア』と同じ世界観ですので、あまり明るいお話でありません。勇者が世界を救って皆幸せになる話が読みたい方にはお薦めできないでしょう。

 

 幸せになる奴もいれば、不幸になる奴もいる。

 救われる者もいれば、救われない者もいる。

 そんな当たり前の物語が『テイルズ オブ ベルセリア』という物語だったかと。



 さて、小生ぶっちゃけますと、今回の登場人物は皆好きです。

 サブキャラクターも目立ってましたし、モブキャラの会話にもそれぞれの考え方があって面白い。サブイベントでの掘り下げもありますし、個人的には大満足です。


 パーティメンバーにはそれぞれの見せ場がきちんとあり、チャットなどの会話も個性的で面白く、主人公の旅に付いて行く理由もきちんとあるため、存在感の無いメンバーがいなかったです。


 いるだけ参戦のキャラがいないというのは大きいです。

 今回は全員が主人公だったと言ってもいいぐらいですねー。 

 全員戦闘で使いたくて困ったぐらいですよー(汗)

 まあ、交代させ易いので皆活躍しましたがね。

 

 メンバーの関係性が好き過ぎて、語れば長文になりますが、絶対ネタバレになるので語りません。ただメンバーが加入すればするほど話が広がっていくとだけ言っておきましょう。それぞれの立ち位置がしっかりとしているからですね。

 

『テイルズ オブ ゼスティリア』で放置された幾つかの謎も『テイルズ オブ ベルセリア』で回収されたため、前よりは『テイルズ オブ ゼスティリア』の物語を理解することもできました。

『テイルズ オブ ゼスティリア』のとある重要なイベントがサブイベントにだったのも、それは強制ではなく、まだ可能性は残されているということなのかもしれません。


 たぶん。製作側から『ああ』明言されてるので無理かもしれませんけど。そもそも設定が『あれ』なんで、前言撤回される可能性もあったりするかもかも。

 今回の物語では『それ』しかないという結論ですが、それは『彼』の考えかたであり、『彼女』はまた別の結論を見出す可能性もあるわけです。


 つまり、病気と同じですね。不可能が常に不可能とは限らないわけです。

 はい、分からない人にはまったく分からない話でした(汗)


 今回『テイルズ オブ ベルセリア』を絶賛している小生ですが、もちろん不満点もあります。


 最大の不満はこの作品が『テイルズ オブ ゼスティリア』と密接に関わっているということです。そのため個人的な評価では『テイルズオブヴェスペリア』より下になるという感じです。


 ま、気になる方はパラレルワールド扱いでもいいかもしれません。

 某ゲームもそれで批判を回避しましたし(汗)

  

 ただこの繋がりはいろいろと想像できる余地があるため、難しいところではあります。全ての謎が明かされたという印象も無いので、まだ続編は作れそうですが、この辺りで終って、後はプレイヤーの想像次第ということの方がいいかもしれません。

 

 ハッピーエンドの続きはバットエンドかもしれない。

 バットエンドの続きはハッピーエンドかもしれない。


 それとも同じように世界が続いていくだけかもしれない。

 または別の結末が訪れるのかもしれない。


 描かれない未来は、結局のところ共に歩んだプレイヤーの望むままなのです。 

 プレイした数だけ見えぬ未来がある。

 旅の終わりに感じたことこそ、未来への鍵なのです。

 終わりを向かえ、もう共に歩めぬからこそ、想像することはできるのです。


 いやはや、これだからゲームはやめられないんですよねー(笑)

『テイルズ オブ ベルセリア』は小生の心に残るゲームとなりました。


 これを書いている今も余韻に浸っている途中でございます。

 考察できそうなこともありますし、やりこみ要素も全部終えてないので、もうしばらくは楽しめそうな感じです。OP考察とかね。たぶん最初のあれは――とか。


 ですが、困ったことに明日は『ペルソナ5』の発売日です。ぎゃー『テイルズ オブ ベルセリア』の余韻に浸ったままじゃプレイできねー(泣)


 小生、基本的に三流読者なので、なかなか心の切り替えができんのですよ。

 小説でも漫画でもゲームでもアニメでも、面白い作品には余韻が生まれて、すぐに次の作品にはいけなかったりします。

 『大賞予想』のときもこれでちょっと困りました。


 ま、『ペルソナ5』は発売日に買っても数日置いてからプレイですかね。

 そのぐらい面白かったのが『テイルズ オブ ベルセリア』というゲームでした。

『ペルソナ5』もそれぐらい面白いといいですな。 


 小生お薦めでございます。

 いつも通り責任は取りませんけどね(笑)

 それが小生なのです。


<ぷい>

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