ジャンル分類学

『ジャンル』です。

『ジャンプ』ではありません。

 将来的には少年ジャンプ感想日記をやりたいのですが、怒られますか?

 一押しは『ワールドトリガー』です。まあ、一番好きなのは『ハンター×2』ですが、あれは特別枠ということで。


 さて、ジャンプの話になってきたところで軌道修正。

 今の世の中、アホなぐらい分類が増えているジャンルの話。

 ジャンルというと主に『大ジャンル』と『小ジャンル』があります。

 ちなみにこれは小生の造語なので、他では使わないでください。

 以下てけとーな分類です


『大ジャンル』

『ファンタジー、SF、ミステリー』のように、大まかな作品の世界観を伝える分け方。世間一般的なイメージを作品に埋め込むという意味もあります。

 それぞれのジャンルにはそれぞれの世界観があり、ある程度のルールが決まっています。

 その多くは『お約束』や『テンプレ』という言葉で表現されます。作者はそれを活用したり、破壊したりしながら、創作活動をするのです。



『小ジャンル』


 その作品がどんな作品なのか、ということを細かく伝えるための分け方です。

 例えば一言『ファンタジー』と言っても、


 剣と魔法の世界『ハイファンタジー』

 現実世界に近い『ローファンタジー』

 物語が暗く重い『ダークファンタジー』

 SFと混ざった『サイエンスファンタジー』


 このように様々な『小ジャンル』があります。

 より正確に作品の世界観を表す場合に使用します。

 例えば『ダークファンタジー』なら、主人公が辛い目にあったり、登場人物が死に安い世界観が構築されるでしょう。

 


本当ならばもっと複雑ですが、まあこんな感じです。

『ジャンル』というのは、読者がお好みの作品を探すための目印であり、作者が世界観を描き易くするための道具でもあります。

 

 それは読者と作者が価値観を共有するための言葉です。

 それぞれに違う世界の形を、皆様方も有効活用しましょう。

 では、久々に普通の話でした。


<ジャンプ>


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