カクヨムプレミアムの提案

「カクヨムプレミアム?」


「名前は仮のものですが」


「どう言うものなの?」


「今のカクヨムの問題のひとつに書く人が多くて読む人が少ないって言うのがあるでしょ。書く人が多いと言う事は作品内容が玉石混淆になる訳ですよ」


「うん、まぁ……」


「読む側にしてみれば面白い作品を読みたいでしょ」


「もしかして……プレミアムって投稿作を選別するって事?」


「そう!誰でも投稿出来る普通のカクヨムに対して、載るのにワンクッションある選別された作品が並ぶプレミアムがあってもいいのかもって」


「誰でも投稿出来るのがWEBのいいところなのに」


「でも過去にそう言うサイトがあったんだよ。そこに載るのがちょっとしたステータスになったもんだよ」


「確かに、載っているのが全て選ばれし名作、約束された面白さが保証された作品だと読む人は増えるかも……そこまで来るともう雑誌だね」


「イメージとしては裏サンデーとかジャンププラスの小説版みたいな感じ?」


「これは、選ばれたら報酬とか出るの?」


「うーん、報酬まで出ちゃうともうそれはプロだし、選ばれるだけでいいんじゃない?」


「えー、ただなの?」


「でもそこで選ばれる事自体がステータスになれば、見る人がちゃんと見てスカウトされるとかあるかも知れない」


「それはカクヨムに投稿した作品から選ばれるの?それとも新規で投稿を募集するの?」


「うーん、新規がいいと思うけどそこは運営の判断かなぁ」


「カクヨムに投稿している人が同じ作品をプレミアムに投稿するのはいいかも」


「あ、飽くまでも投稿者の判断ってのはいいよね」


「誰でも投稿出来る普通のカクヨムと、採用されないと載らないプレミアムのこの2つ体制で運営すれば自然と住み分けられていい感じになるんじゃないかなぁという提案でした」


 はい、今回はカクヨムに対してのちょっとした提案です。

 ただの思いつきなんですけどね。載るのにハードルがあるサイトがあってもいいかなって思ったんですよ。


 かつてクプカと言うサイトがそうだったんですけど、そこは投稿を募集していて毎月決まった数しか載らなかったんです。

 選別されるだけあってどの作品もとても出来が良くて安心して読めました。

 載ったからって特にメリットはないんですよ。仕事じゃないんで報酬が出る訳でもないし賞金が出る訳でもない。コンテストじゃないですしね。

 メリットがあるとすればクプカに載ったと言う事だけ。でも選ばれてそこに載ったと言う事が自信に繋がるんですよね。


 ちなみに私もクプカに作品を送って選ばれました。「虹色流れ星」がそうです。

 選ばれた瞬間はちょっと夢を見てしまいましたねぇ。夢で終わりましたけど(汗)。


 カクヨムもカクヨムの上位互換?としてそう言う別サイトがあってもいいんじゃなかろうかと思ったんです。

 本当に出来たらますます普通のカクヨムを読む人は減りそうですけどね(汗)。


 読み専の人を増やす努力はどうなっているんでしょう、カクヨム。まだ目に見えていないだけで水面下では色んな企画を練っていたり、システムの改善を図っていたりしていて欲しいなぁ。いや、きっとしていますよね。期待してますよ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る