絵師の人が落描きをするように……
「うん、今回は何が言いたいの?」
「いやぁ、絵を描くのが趣味の人が落描きするように物書きの人は暇な時に短編を書いたりするのなかぁ~って思って」
「ふと思いついたシチュエーションをそれとなく書いちゃうとか?」
「そうそう、そう言う事ってあるのかなって思って」
「馬鹿猫はどうなの?」
「書かない」
「え?」
「書かない」
「そ、そうなんだ。でも何か思いついたりする事とかあるんじゃない?」
「元々小説は書くのも読むのも趣味じゃなかったしどっちかと言うと落描きをする方だったからね」
「じゃあ落描きとかはよくしてたんだ?」
「してたよ~。時間が空いてたらすぐに落描きしてた」
「ああ、そう言う人っているよね」
「そんな気楽な感覚でショートストーリーとか書く人って探せばいるんだろうね」
「ちなみに馬鹿猫は小説書く時はもう真剣モード?」
「そう、気合を入れて真剣に望まないと言葉が出て来ないんだ」
「それはそれで大変だね」
「そうなんだよね~。慣れもあるのかなぁ」
「文章書くのが好きになったらきっともっと肩の力も抜けると思うよ」
「うーん、そうだといいなぁ」
「設定とか考えるのは今でも好きじゃない?それの延長線上だよ」
「だよね。ちょっとずつ執筆に慣れていこう、うん」
そんな訳で今回のテーマは物書きは落描きするように物語を綴るのか?と、言うものです。ただふと思いついただけなんですけど。
私は書けません。何か物語が思い浮かんでも頭の中だけでシーンを想像してそこで終わってしまいます。きちんとした形になって初めて出力したい気持ちになるんです。
絵は違うんですよね。元々描くのが趣味だったから空いた時間があるとついつい落描きをしてしまいます。オリキャラだったり模写だったり。もうテキトーに何となく描きます。描くのは楽しいです。ま、私の場合の話なんですけど。
書くのが趣味な人は私の場合の落描きみたいに空いた時間があったらすぐに頭の中のイメージを文章化したりするのかな?ショートストーリーみたいにある話の一番書きたいシーンだけを切り取った形でいきなり書いちゃったりもするのかな?
元々書くのも読むのも趣味ではない私は読むのも書くのも軽い気持ちでは出来ません。よし!読むぞ!とかよし!書くぞとか気持ちをそれ一点に集中させないと出来ないんです。簡単に言うと文章に慣れていないんでしょうね。
でも設定を書くのは好きで、これなら結構空いた時間にテキトーに書けたりします。つまりはちゃんと形になるのが苦手なだけなのかも。同じ文章でも詩を書く時はもうちょっと気楽に書けていますし。
入力文章は漢字変換も文章と訂正も楽なのだから執筆のハードルはかなり下がりましたよね。だからこそ、もっと楽に文章と戯れたいものです。
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