最強のアイカツ=プリパラ体制

 プリキュアやアイカツやプリパラは、女児じょじアニメというまとめ方をされる。

 むろん、プリキュアやアイカツやプリパラのほかにも、女児アニメは並行して放映されている。

 たとえば、かみさまみならい ヒミツのここたま というアニメが、アイカツシリーズの30分前の枠で放映されていた。どうやら6月で終了したらしいが、れっきとした女児向けアニメであった……とわたしは思う。

 忘れてはいけないのがジュエルペットシリーズで、2009年春から長きにわたりテレ東系の朝アニメ部門を支えていた。

 このように、テレ東管轄の作品だけでも、=と並行して、複数の女児アニメがしぶとく食い下がって続行していた。

 アイカツとプリパラしか見えなかったなら、視野狭窄しやきょうさく……なんてことばを使ったら物騒にすぎるけれど、やはり、子どもアニメの底力をあなどっている。


 わたしは特定の人間を攻撃したいのではない。

 ただ、=の権力が強すぎて、ここたまやジュエルペットなどの他のテレ東管轄女児アニメの影が薄くなってしまったのは事実、と言えないか?


 わかっちゃいるけどやめられない。ニコニコ動画に行き、アニソンメドレーのタグで検索する。アイカツやプリパラの楽曲集が再生数を稼いでいる。強い。


 ちなみにわたし自体は、アイカツにもプリパラにも好意的だ。ヘンに担ぎ上げられなければ、ほとんどの女児アニメには好意的だ。

 

  わたしが疑問に思うのは、アイカツシリーズとプリティーリズムおよびプリパラシリーズが、なぜここまで強くなったのか? ということである。2000年代の女児アニメとは、異質な気がする。2000年代は2000年代で強いのだが……。

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