『彼女との約束』

彼女が外宇宙有人探査に選ばれ、別銀河へ旅立って3ヶ月半。

ディナーの約束をしていた彼女の誕生日はもうすぐだ。


僕は建造中の超光速宇宙船を強奪し、宇宙ウィルスや宇宙怪獣に体の半分以上を食われつつも、彼女のいる惑星にたどり着いた。


ほとんど原形をとどめていないボロボロの僕に、

彼女はにっこり微笑んで言った。


「5分遅刻ね。」

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