埴輪の近況ノート ～とある作家の日常生活～

日本国憲法は日本のルール

こんにちは、埴輪です！

先週、近況ノートをお休みすると書かせて頂きましたが、時間があったのでさらっと書いてみたいと思います！

このところ、憲法に興味があったので『超訳 日本国憲法』（池上彰著・新潮社）を読んでいるのですが、これほど大切なことをなぜ学校ではきちんと教えてくれなかったのかと驚く一方で、本当に大切なことだからこそ、教えてくれなかったのではないかとすら思ってしまう私です。（教えてしまうと都合が悪いと言いますか……！）

もちろん、全く教えてくれなかったとは言いませんが、算数で九九を、英語でアルファベットを教えるほど熱心ではなかったと思いまいますし、ただ、それらと同等……いや、それ以上に、日本国憲法は学ぶべきことではないかというのが、私の実感です。（さすがに、全文を暗記するまでとは言いませんが……！）

なぜそう思ったかと言えば、日本国憲法は日本のルールだからです。

厳密にいえば、憲法は国民ではなく権力者を縛るためのものですが、憲法は国民の生活を左右する全ての法律の上に存在するものであるということを考えれば、それがどれほど重要なものであるか、お分かり頂けるのではないかと思います。

とはいえ、日本国憲法を読まなくても生きていくことはできまし、実際、全文を一度でも読んだことがあるという人も、決して多くはないと思います。（私自身、まだ全文には目を通しておりませんし……！）

また、日本国憲法を読んだからといって、メリットがあるわけでもありません。

ただ、どんなゲームもルールを知った上で遊ぶのと、知らないままで遊ぶのでは、遊びやすさが格段に異なります。（あるいは、ルールを知らないままでも遊ぶことができるのは、何度でもやり直しがきくゲームだからこそかもしれません。）

人生に迷ったとき、占いや宗教に走るのも手ですが、日本国憲法を読んでみることで、自分の知らないルールが見つかることもあるのではないかと思います。