執筆専念生活の最後に……

こんばんは、埴輪です!


しつこくて恐縮ですが、明日からは約2年8カ月振りに仕事アルバイトが始まります!

これにより、同じく約2年8カ月続いた執筆専念生活は事実上の終了を迎えるわけですが……振り返ると、よくぞここまで続いたなぁというが実感です!


失業保険の給付を受けながら就職活動をしていた頃は、正直まだ黒字ぐらいだったのですが、新たな仕事先が決まらず、給付が途絶えてからはもちろん赤字で、使ったら使っただけ、時間が経てば時間が経つほど貯金は減っていきました。


その間の収入と言えば、電子書籍の売り上げやPBWの原稿料ぐらいでしたが、とても生活を支えられるようなものではなく……あとは家にある本やDVDを売ったり、実家に帰った時には母親から投資・支援という名のお小遣いを貰ったり……とても自活できているとは言い難い状況が続いていました。


その一方で、あり余る時間を使って多くの小説を執筆し、またコンテストに応募し続けてきましたが、そのどれもが受賞に至ることはなく、目標としているプロデビューまでの道のりは、まだまだ道半ばといったところです。


こんな状況ではあるものの、あと半年は執筆に専念することも不可能ではなかったのですが、その間に何らかの成果を出すことができるかと現実的に考えた時、それは難しいという結論に達したことから、今回の執筆専念生活の終了を決断しました。


執筆専念生活を送る中で、私は身をもって小説家としてプロデビューすることの難しさを思い知りましたが、おこがましいことを承知の上で言わせて頂くと、これから先も十年、二十年と諦めずに執筆を続けていけば、十分にチャンスはあると思います!


……というのも、この十年間の執筆活動を経ても、まだまだ筆力の不足を実感していますし、それは逆に言えば、まだまだ改善の余地があるということでもあり、少なくとも約2年8カ月前までの自分よりは、筆力が大きく伸びていると自信を持って言えることが、大きな収穫だったのではないかと思います!


昔の私はプロデビューできるか否かは運次第というおごりもありましたが、単に自分の筆力が足りていなかったということを思い知りましたし、今はそれ相応の筆力を得た上で運次第……いや、「縁」次第だというのが、素直な気持ちです。


そうした思いを総括すると、プロデビューするにはまだまだ時間が必要ということなので、その日がくるまで生きていくだけのお金を稼がなければなりません。


明日からのアルバイトでは決して十分な収入を得ることはできませんが、その分、執筆との両立もしやすいので、来るべき本格的な「二足の草鞋わらじ」に向けた準備として、仕事も執筆もしっかり頑張っていきたいと思います!


――でもって。


最終日に私は何をするのかなーと、他人事のように思っていたのですが、これはぜひやりたいし、やるだろうと思っていた散歩を終えた後、私がやったのは全く想定していなかったこと……カクヨムで公開中の作品『ネスト』の見直しでした。


明日から始まる「第3回カクヨムWeb小説コンテスト」に、私は新作一本で勝負するつもりでした。


しかし、未だシナリオすら仕上がっていない状態で、そもそものスケジュールが執筆活動に専念することを前提としていたため、無茶も良い所だったのですが、いずれにしろ、いつになったら第1話を公開できるのかも分かりません。


ただ、これは仕事をしながら2ヵ月で10万文字の小説を書くことができるのかという挑戦をするには丁度良く、執筆を諦めてはいませんが、せっかくのコンテストが実質的に途中参加となるのも忍びない……ということで、私の自信作かつ評判も良い2作品『明日のガルディアン』と『久遠のシオン』を再度応募することを決めたのですが、さらなる挑戦のために白羽の矢を立てたのが、前述の『ネスト』です。


『ネスト』は「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」に応募した作品ですが、結果は見るも無残なもので、評価も未だ★5という状態です。


ただ、それも無理もない話で、カクヨムで公開するにあたり、そのタイトルも、キャッチコピーも、あらすじも、Web小説としては適当ではないことは明白であり、これで読んで貰おう、評価して貰おうというのはおこがましいだけでなく、作品そのものに対しても、悪いことをしてしまったと思います。


今回改めて読み直してみても、他の作品と比べても遜色がないどころか、本作ならではの魅力や面白さもいっぱいで、これはぜひ読んで貰いたいと思った次第です!


なお、この新たな『ネスト』の公開に伴い、既存の『ネスト』は非公開とさせて頂くことにしました。


すでに本作を評価して頂いた方、フォローして頂いてる方には大変申し訳ございませんが、より見やすく、誤字脱字も減った新たな『ネスト』にご期待ください!


『明日のガルディアン』と『久遠のシオン』に関してはそのまま……キャッチコピーとあらすじの修正をするに留めましたが、それだけでもかなり変わるのではないかと期待しているので、より多くの方に読んで頂ければ幸いです!


……そんなわけで、予期せぬことで終わってしまった最終日でしたが、私はこれが何よりの過ごし方だったのではないかと思います!


何しろ、朝から晩まで自分の作品を読みながら過ごしたわけで、自分で言うのもなんですが、なんとも作家らしい一日だったのではないかと思います!


残された時間は数時間ですが、これを公開したらお風呂に入って、夕飯を食べて、FF14をして……日付がかわったら「第3回カクヨムWeb小説コンテスト」に作品を応募して、Twitterで軽く宣伝してから、速やかに就寝したいと思います!


さて、明日からも頑張るぞー!

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