「アーク」とは何ぞや?

こんばんは、埴輪です!


小説を書く上で「キャラクター」は最重要だということは分かっているものの、ついつい物語を考えることが先行してしまう私。


それでも、魅力的なキャラクターを生み出したい! ……というわけで、「『感情』から書く脚本術」の「キャラクター:共感を掴む」を読んでいるのですが、そこに「アーク」という言葉が登場しますので、ご紹介したいと思います!


アークとは「キャラクターが物語を通じて、感情的にどのように変わるかという足取り」のことで、それが重要だということは多くの小説作法で説かれてることではありますが、そのものズバリを意味する言葉があるとは思いませんでした……!


それでは、なぜ変わるキャラクターに惹かれるのか……それについても書かれていて、とても納得できる内容だったので、少し長いですが引用させて頂きます!


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変わるキャラクターがいる脚本は、読む価値がある脚本だといえる。それは、変わらなければならないほど重要な何かが起きる物語だからだ。誰でも欠点があることはわかっており、それを克服したいと願っている。でもどうしていいかわからない。だから架空のキャラクターが変わるのを見ることで、どうやって変わり得るか習うことができる。人として成長するために必要な洞察が得られるのだ。私も変わるかもしれないという希望をもらえるのだ。

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……いかがだったでしょうか?


これは物語には得るものがあるということを示しており、だからこそ物語には価値があるということだと思いますが、私もその通りだと思います!


どんな面白い物語も、読み終われば必ず現実に戻らなければならない以上、その物語を通じて何か得るものがあれば、きっと世の中が違って見える、より輝いたものに見える……そんな希望を与えられるような物語を書けるようになりたいです!


……果たして、私が書こうとしている物語にそういった価値があるのかどうかは、これからの頑張り次第だと思いますので、共感した読者が一緒に成長できるようなキャラクターを生み出せるように頑張りたいと思います!

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