嵐が来た!(想定の範囲外)

こんばんは、埴輪です!


本日0時から、ついに「ゲームシナリオ用小説コンテスト」が始まりました!


私は三十分前ぐらいからそわそわしながらノートPCの前に待機し、日付が変わったと同時に作品を公開、結果公開日が「2016年8月24日 00:00」に……!


こうして世に放たれた「グリムノーツ ~小さな音楽隊~」。

公開から二時間ほど宣伝活動をしながらPV数などを確認していましたが、「漫画原作小説コンテスト」で実感していた通り、ランキングページがランダム表示であることの効果は絶大で、目に見えて数字は増えていきました。


……ただ、この近況ノートを書いている時点で応募総数が100作品未満の為、応募作品の全てが特設サイトのトップページに表示&その表示順がランダムという状態であり、想定していた以上にPVが伸びやすい状況にあるとも言えます。


でもって。


これがタイトルの「想定の範囲外」なのかといえば、確かにその一つではあるのですが、これ以上に「想定の範囲外」だったのは、公開初日に「おすすめレビュー」を、それも複数頂いたということです!


……これは全く持って、「想定の範囲外」の出来事でした。


もちろん、それを願ってもいましたし、切望もしていました。

何だかんだと、眠気をこらえて午前二時までノートPCに向かっていたのも、「何かの気まぐれで★がつかないかしら……!」と期待していたからに他ならず、その後睡魔に負けて就寝、起きてすぐに確認しても★はなく、「まぁ、これが現実だよね……!」と落胆していたのも事実です。


……ところが。


日課の散歩から戻り、「さて、まずは★を一つ貰うためにも、宣伝を頑張ろう!」とノートPCに向かったところ、「さて現在のPVは……」と画面を確認したら、何と待望の★がついているではないですか!

しかも、望外な「おすすめレビュー」までもが添えられて……!


……これは嬉しかったなぁ。


その後、他の作品にもちらほら「おすすめレビュー」がついているのを目にし、何と言うか、朝から感極まってしまい、ノートPCの前で涙ぐんでしまいました。


「これが年か!」と思わずTwitterで叫んでしまった私ですが、私にとっては本当に身に余る光栄と言いますか、こんなことが現実に起こるんだなぁと感激してしまい、この調子ならコンテストで大賞でも取ろうものならば、私はショック死してしまうんではなかろうか、まぁそれで死ぬなら本望だろうなとか、よからぬことまで考えてしまう始末……本当に、嬉しかったです!


……と、この喜びの報告だけで今日の近況ノートを終わりにしたい気持ちもありますが、これはまたとない機会ですので、この望外な状況に立たされているからこその実感を、喜びとは違った観点で見てみたいと思います!


今回のような喜ばしいことになった要因として、先にも挙げた理由も相まって、非常にPV数の伸びがよいことが挙げられます。

これは私の作品が特別多いというわけでなく、コンテストに応募している作品全般に言えることだと思います。

これがどういう結果を生むかと言えば、「読まれても評価されるわけではない」という現実を直視しなければならないということです。


いつもなら……これはちょっと悲しい話でもありますが、「評価されないのは作読まれていないからだ!」という言い訳が通用してしまうのが現状で、事実「漫画原作コンテスト」に絶賛参加中の「アルむげ」は、本日まだ1PVも増えておりません。


……ところが、これがどんどんPVが増えていくという状況であれば、確実に作品は読まれているわけで、その上で評価がつかないということは、読者にカクヨムユーザーではない方が含まれていると考えたとしても、評価を保留している読者がいるという可能性を考慮しても、「評価しない」と判断した読者が大勢いるということを如実に表しています。


これは辛い現実ですが、考えようによってはとても贅沢な話でもあります。

つまり、作品を読んで貰えるだけで幸せではないか……ということです。


――作品を読むことと、それを評価する、しないというのは別問題。


これは今までに何度も確認してきた事実であるにも関わらず、ちょっとした幸運に見舞われるとすぐに見失ってしまう可能性があることを痛感しましたので、「初心忘れるべからず」という言葉を肝に銘じておきたいと、心底思った次第です!

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