秀吉は最高(訳:なぜ人は物語を読むのか?)

こんにちは、埴輪です!


昨日は何を思ったか「バカとテストと召喚獣」のアニメ1期・2期・OVAを全て観て過ごしまして、とても面白かったです!


……と、小学生並の感想を言ったところで、作品とは全く関係ない……わけでもないのですが、なぜ人はアニメや小説、漫画といった物語を読むのかしらんなどと考えてみた次第。

……人間、一日中アニメを観ていると、何らかの悟りが開けるのかもしれません。


でもって。


「なぜ人は物語を読むのか?」……それはきっと、何かを得るという実感が欲しいからじゃないかと思います。

というのも、人は物語を読むことで何らかしらのものを得ていると思います。

それは感動であり、面白さといった、物語に読んでいる間に感じるものとは別に、物語を読み終わった後に感じる達成感とでもいいますか。


物語を読む前と読んだ後では、その物語を知らない自分と知っている自分という変化が生まれます。

前向きに言えば、成長している……ということでしょう。

それは別に物語を読まなくとも得られることなのかもしれませんが、これほどお手軽かつ身近に自分を変化させるものは、物語を置いて他に無いないのではないか……そんな気がした次第です。


そして、物語を読んで得たものは、決して数値化されることがないということです。

数値化された価値、目に見える形となって比較できる価値は大変分かりやすく、影響力もあります。


学校ならテストの点。 ← ちょっとバカテスの影響がでた!

社会人なら給料の金額。

ゲームなら経験値。


それでも、決して数値化されることない価値、何かがあると人は心のどこかで知っている、あるいは信じているからこそ、物語を読み続けているのではないかと。


いずれ、こうした物語も明確に数値化され、一定以上の数値を出さないとプロの小説家にはなれない……といった世の中が来るかも知れませんし、今のところ、世の中はそういう方向に進んでいる気がしてなりません。


ただ、そうなると数値が低い作品を好きだと思った場合に自分が間違っていると思ったり、自分が面白いと思わない作品でも、数値が高いから好きだと言わないといけないと思ったり……なーんて、それは今も同じか。


好きなものを好きといい、自分の信念に従って行動する。

物語の主人公にそういう人物が多いのは、他でもない現実世界ではそういうことがやりにくいからに他ならないとも思います。


そう考えると、物語を読んで得るものというのは、本当はこうありたいという夢や願望のようなもので、それはやっぱり需要があるだろうし、そんな素敵なものを生み出す作家という存在であり続けたいと思いました!


そして、秀吉は最高。


では!

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