「残酷」か「幸福」か……PVの「現実」

こんばんは、埴輪です!


何やら意味深なタイトルですが、内容はいつも通りお気楽に参りたいと思います!


皆さんは、作品のPVをチェックしてますか?


私は毎日というか、「FXでもやってるの?」と言われそうな程小まめにチェックしていて、執筆にも差し支えているのでそろそろ自制しないといけないと思っている(完全に依存症)レベルです。


ただ一口にPVといっても、その捉え方によって重みが違ってくるものであります。

今回はその一例として、『私の作品が最初から最後まで何人の読者に見て貰えたか?』を調べてみました!


その方法は至って単純。

『全てのエピソードの中で最も数字のが小さいPVをチェックする』だけです!


そして、その結果がコチラ!


・アンダークラウド → 2人

・久遠のシオン → 2人

・人形のカプリス ~やさしい戦争~ → 2人

・ケータイ・ガール ~携帯観測~ → 0人

・カラクリ・オーバチュア ~アイドロイドは紅白の夢を見るか?~ → 0人

・ネスト → 1人


……以上となります!


さぁ、この「現実」を「残酷」と捉えるか、「幸福」と捉えるか……私は「幸福」と捉えたいと思います!


これは単に私が前向きだとか、そういう話ではなくて、それなりの根拠があります。

それは、『もし自分が読者だったら……』と想定した場合、果たして『素人の書いた長編小説を最初から最後まで読み終えることができるのか?』と考えたからです。

……これは、かなりハードルが高い事ではないかと思います。


もちろん、私はこの「カクヨム」においては、積極的に皆さんの作品を読んでいこうと思っています!

そのため、前述の想定は、より厳密に言うと『自分が一般的な読者だったら……』ということになります。


PVを見てみると、一番数値が高いのはもちろん第一話です。

まずは試しに読んでみて、続きが気になったら先を読む。

もういいやとなったら読み終える。

それがごく自然なことではないかと思えるのです。

恐らく、これがお金を払って購入した作品だと、元を取ろうという心理も相成って、最後まで読了しようという意識が働くと思います。

その点、「カクヨム」の作品は無料です。

もっと面白い作品があるかもしれないという状況で、イマイチと思った作品を読み続ける事こそ、不自然ではないでしょうか?


これは確かに「残酷」なことかもしれません。

ただ、だからこそ、1人でも最初から最後まで読んでくれた人がいるかもしれない……そういうデータがあるということは、とても「幸福」な事ではないかと思うのです。


そして、「カクヨム」に作品が存在する限り、それがまだ見ぬ読者の目に触れる可能性は必ずあります。

それの可能性は、スマホゲーのガシャでレアキャラを引き当てるよりも遙かに低い確率かもしれません。

それでも、0じゃないのです。


こうした現実の中、作家が出来る事と言えば……やはり、作品を書き続けていく事の他ないと思います。

奇跡のような確率で読者が自作に辿り着いた際に、「これは面白い!」「続きが読みたい!」と思える作品を書き続けること……それが一番遠回りのようで、自分の作品を誰かに読んで貰うための近道ではないかと思うのです。


……どこが気楽なのか!


それでも、何の因果かこの近況ノートに辿り着いてくれた方が、少しでも「カクヨム」や日々の執筆活動に希望を持って頂けることを願って、これを本日の近況ノートとします!


では!

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