君に言いたいのはこの言葉
年末で残業続きの毎日。
今日も夜遅くに会社を出た。
最寄り駅に着いて家までの帰り道の途中に公園がある。
ふと思い立って公園に入り、ベンチに座って夜空を見上げた。
もうじきクリスマスか……その前だったんだよな。
あれからどのくらい経ったのだろうか。
最後まで本当に人騒がせだったよな、君は。
……なあ、その星空からこっちを見てるのかい?
いや、もう生まれ変わっているのかな?
ああ、そういやあれも今頃だったね。
今どこにいるか知らんけどさ。
僕が今君に言いたいのは偲ぶ言葉じゃない、これだよ。
- Happy birthday to my friend -
僕は夜空を見上げながらそう呟いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます