体でふさぐ
カーテンをズシャッとひらくああ朝のさえない霧のかかる五丁目
やらないでいるとますます先鋭になってゆくギャグ胸中のギャグ
宣伝のためのうちわが置いてある四月のくさい部屋に肘つく
どうしても言われたくない欠点を見ない見せない体でふさぐ
順調にかわいがってたはずの手に噛みつく猫のキバの見事さ
そうならんようにしねェと成り立たん。金の話だ、なくなるカネの
母親に無理にやらせたファミコンを思い出す十九時に目覚めて
見下ろしてみても真っ暗だけれどもきびしい水の音が呼んでいる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます