第1話『若者達の秘密』
1
時は5月。
薄暗い山奥にある居住施設『深雲荘』。
そこから出てくる3つのバス。
午後9時から30分ほどかけてバスが辿り着いたのは拘置所。
バスから出てきたのは高校生くらいの少年少女達。
19歳、高校3年生の工藤咲も同じように中に入っていく。
辿り着いた先には数々の死刑囚が収容されているフロア。
各々がひとつひとつの部屋に入り、
出てきたのは、約1時間後だった。
そして彼らは、なにも言葉を交わさず
警備員のあとにつき、また車へと戻って、深雲荘へと戻って行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます