輝く花火と話

空が暗くなり始めた頃の花火 

仲間とは恋の話を 花火より輝かせて


見ているだけで幸せ 恋している自分で十分

その上を望む自分と臆病な自分を 照れながら友達に話してみた


仲間達もただ他愛も無い話として 聞いているだろうし

仲間達も又自分の恋の話を 同じような気持ちでしている


私にはまだやっと分かった 恋という形

まだ私には分からない 愛という見えない形


この先叶うか叶わないかではなく 実はこの話をしているひと時が

とても大切な時間だと感じているの


一秒先の未来なんて考え付かない 一秒前の過去と現在が私には精一杯だわ


花火の華やかさとその後の虚しさは

ほんの少し自分の今の恋に重ねられる気がして

ちょっと可笑しいと感じたの


私はあの人が好きだよ 多分これが恋だと思うよ

本人を目の前にして言う事は 無いかもしれないけれど

私はこの夏 小さい恋をしたのは事実です

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