心のやり場

何か踏み込まれてはいけない部分を 踏まれた気がした

自分の心の中の何処か 誰にも触らせたくない場所


それは恋人にすら触れて欲しくない そう思える何処か

真顔の仮面 引きつった仮面の下


直立不動でその罵声を聞きながらも

魂は拳を握り今にもそいつに 振り下ろそうとしている


心だけは既に振り下ろしている錯覚に陥る

もう神も仏も 見てみぬふりしてくれるような気がするんだ


此処まで我慢したんだ もういいよな

その拳を振り下ろす事を 皆が許してくれるだろ?

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