それでも終らない

失敗の一つや二つしても 世界が終るわけじゃない


細くて今にも切れそうな糸で 繋がっている奴の言葉など

聞いているふりをしてればいい


他人のお前は俺に そんな気の利いたアドバイスを

『上手い事言ってるだろ?』って面して言うけど


確かに世界は終らないし 適当に過ごしとけば

とりあえずの明日は来る そんなの分かっている


それが簡単に出来るような 俺なら

お前になど話に 聞いてもらう事もないだろう


というよりは首を突っ込んできたのは どっちの方か?

というのが本当の疑問にも思える


心に終わりの無い 悪意に近い弱さがあるから

今そこに居てもいなくてもいい お前の話しに付き合い付き合わされている

どっちの質問でどっちの答えか 考える気分にもならない

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