人がペテン師となりえる理由

モノは言いようなのかもしれない

真実は複数あるとも言われるが

真実は一つだというほうが格好が付く


そういう定義は

きっと昔の偉い人が難しい言葉で

説いたのかもしれない


愛を語る時は真実は一つで

『君だけだ』

という方が説得力があるだろうけど


人の心一つ一つが違うのだから

人の心一つ一つが真実


どっちかというと

事実のほうが一つでなければ

おかしいのかもしれない

実際にある事柄ってことになるからね


そう、これもモノの言いようのようなもので

『僕は僕の気持ちでした事実であり、心、すなわち真実を語っているんだ』


そういえば納得してくれる奴だってきっといるんじゃないかい?


真実と事実を都合のいい様に使い分け 履き違えてと見せておいて……


人は知らず知らずに ペテン師となりえ

人はそれを拒んでいても拒まなくても 成り得る可能性にある

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