詩。のようなものたち

だいすき

おとうさんが

「おんがくがききたい」

といった。

ぼくは『ぞうさん』を　うたってあげた。

おとうさんが

「つかれた」

といった。

ぼくは　かたい　かたをたたいてあげた。

おかあさんが

「くびかざりがほしい」

といった。

ぼくは　おりがみでつくった　くびかざりをあげた。

おかあさんが

「ゆびわがほしい」

といった。

ぼくは　おはなでつくった　ゆびわをあげた。

ぼくのてを　つないで

おとうさんとおかあさんが

「よぞらがきれい」

といった。

ぼくは　おほしさまとおつきさまをかいた　えをあげた。

ぼくって　なんでも　できるでしょ！

ぼくは　おとうさんとおかあさんの　『じまん』だものね。

ぼくも　おとうさんとおかあさんが　『じまん』だよ。

ずぅっと　ぼくの　

おとうさんとおかあさんで　いてください。