旅路
旅にでようか
ギターひとつを片手に持って
富や名声は無いままに
先の見えない旅路をゆこう
遙かなる大地を踏みしめて
爽やかな風に身をさらし
腹が減ったら音を奏でて
美味なるものを頬ばろう
陽気なリズムに道行く人は
こころ躍らせステップを踏む
歓呼の口笛が鳴り響く
一度限りのコンサート
題無き曲の 置き土産
ときに 足を休めて
草木にころび 蜜吸う虫と戯れよう
蝶々が一頭
ひらり ひらり
蜜を吸わずに野花に隠れ
羽をたたみ うつら うつら
綺麗な蝶々 綺麗な蝶々
疲れを癒し眠りから覚め
何処へ飛んでゆくのだろう?
わが身ひとつで ひらひらと舞う
求めた先が
自然あふれる聖域であらんことを
ああ旅にでよう
遥かな旅へ
ギターひとつを片手に持って
富も名声もないけれど
果てなく続く道をゆこう
あぁ 願わくば
ゆき着く先が
安寧たる聖地であらんことを
ゆき着く先が
安寧たる聖地で在らんことを
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