日本嫌いの宣教師が見た信長・秀吉・光秀、そして本能寺。

イエズス会の日本教区長フランシスコ・カブラル。
日本嫌いの彼が、日本を去る前に回想する。

カブラル一人称で綴られる一文一文が、全て日本を貶しているという。
ここまで成りきって書けるのは凄いです。
そんな中でも伝わってくる、信長の迫力。
カブラルは日本人を同等だと思っていませんが、彼なりに神の教えに忠実で。
彼が光秀に語った言葉が、後にどう繋がるかを理解すると鳥肌が立ちます。