第2話
かなり前から、電話への依存性が高かった私は、ひどい時には、1日、50回、いろいろな所に電話を掛けまくっていた。最終的にドクターに、3回も掛けてしまって、結局、診察を受けた結果、ドクターが「電話依存性のなかでも、重症です。すぐに入院しましょう。」と言われ、私は「それじゃあ、開放病棟に入院させてください。」と言うと、先生は、「貴方はいつも、直ぐにすぐにといってあせる。それがダメなんですよ。先ずは、閉鎖病棟の2か3でしょうね。」と言ったので、それで、あらかじめ、分かっていたかのように、先生は、「3病棟に行きましょうね。」と言って机の上にある白いボタンを押してブザーを鳴らした。その前に医療保護入院の承諾書を見せて、それにサインをさせられたうえで拘束された。
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