No.82【用意万全】

男「じゃあ左側から調べるぞ……?」


少女「えぇ、どうぞ」カチャッ


男「何その防弾シールドみたいなの。そんなの立てこもり事件のドラマでしか見たこと無いんだけど。ここになかったよね?なかったよね?」


少女「ベッドも5つくらいあるでしょう。一番奥のベッドの下にこれを忍び込ませていたのですよ!」フフン


男「いやいやいやいや。何その万全の守備。俺に死ねと!?この机がいきなり爆発しても俺だけ死ねと申すの!?」


少女「大丈夫です!ただの事務机ですよ!爆発なんてするわけないじゃないですか!」ガチャンッ


男「思いっきり盾を構えて言われても説得力ねぇよ!」

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