第4話
「安心しろ。辛さで攻め立てるラーメンはここまでだ!」
「さあ、こんどはどうだ! 第五の超特急! 緑色のトルネード」
「わ、わさびとは……」
そのラーメンを自画自賛で完食する達也。
「安心しろ。辛さで攻め立てるラーメンはここまでだ!」
「なかなか、できるようだな、小僧。しかしその余裕。どこまで持つかな?
第六の欠陥!!!! 藍色の憂鬱!!」
「こ、このラーメン、全然藍色じゃない! しかも辛い!」
「そうだ、とりあえず、辛く、それだけをコンセプトに。藍色なんてことに対するこだわりより辛さを優先した、いわば、コロンブスの卵ともいえる至高のラーメンだ!」
「くそう! だが、俺は負けない。どんなラーメンでも食い尽くすのが俺の流儀だ!」
そのラーメンを口笛まじりに完食する達也。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます