突然すぎる魔竜降臨
第5章【魔軍侵攻】1節【混乱の前触れ】
炎歴4078年いにしえの月常春の日。
闇の手先が出現した数日後の蒼穹の館の様子である。第1級冒険者たちしか破れないような
「漆黒の巨龍…まだ生きてたのか。太古に出てきた特殊なものだといってもな」
「むしろ特別だから、かもしれません。
「まあ、生きていてもおかしくはないけど。それをどうしようというのかしらね?」
それからしばらくあの
、夕暮れの食事時が近づいてきた。
蒼穹の館内、
いつも通り夕餉を食べているとき、バベルの方にいるギルドマスターのハイルから【伝書の玉石】に
≪イルメリア郊外、セルバラの森北にて闇のモンスターが大量発生。討伐要請。≫
「あーこれ、
「特殊依頼というよりか、緊急要請だな。この場合だと」
「セルバラの森って確か、奥地の
「しょうがないわね…じゃあ10人だけついていらっしゃい!いくわよ!」
ギルドの総所属人数はたった20人。いくら館自体に強力な
色とりどりの装備を纏った10人が、
次回→2節【突然の大破壊】 END
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