第10話 64式小銃について思ったこと

 更新遅れてセンセンシャル!許してください!何でもしますから!

 

 班長「ん?今何でもするって言ったよね?窓際行って……腕立て伏せ」


 悲しいなぁ…


 更新遅れてすみません。どうもこんにちは。u3nです。


 ちなみに一番好きな淫夢メンバーはKBTITです。


 今回は予備自衛官補の訓練での64式小銃について思ったことを書いていくが、その前に予備自補の制度について少し説明する。


 予備自補には一般採用と技能採用があり、一般で採用された場合は3年以内に50日間、技能で採用された場合は2年以内に10日間の訓練に参加すると予備自衛官になれる。


 50日間の訓練はA~Jまで5日間ずつ10個のタイプに分かれていて、僕は一般で採用されて現在Dタイプまで終わっている。


 この時点での64式小銃についての個人的な考えを書いていく。


 まず一番思うことは部品数が多すぎるという事である。

 

 部品数がとても多いので分解した順に部品を並べていかないと結合の仕方がわからなくなる。


 机の上に毛布を敷いて分解するのだが、小指の爪と同じぐらいの大きさしかない部品などは床に落としてしまうと怒られるだけでなく、見つけるのに手間がかかるので丁寧にやることを心掛けていた。


 最初に全分解したときに僕の銃に対するそこそこあった好感度はほぼゼロになったゾ。


 次に、しょうがないことだが、重いゾ!

 

 握把あくは(グリップ)と銃床じゅうしょう(撃つときに肩に当てる部分)はほとんどの部分が木製だがそれ以外の部分はほとんどが鉄製である。


 しかもただの鉄じゃなくてなんだかすごく硬い鉄だった気がする。


 64式小銃を個人的に形容すると「質量の塊」である。


 これで人の頭にフルスイングしたら死ぬだろうなと物騒なことを考えたが、これに関してはそれも正用法のひとつなので、もはや何も言えない。


 Cタイプで小銃を使った格闘訓練をした時に、「これに比べたら金属バットなんて玩具だな」とか考えていたが、小銃は金属バットとは違って、純粋に相手を殺傷する為の物なので比較しても意味が無いかもしれない。


 そして僕はこの小銃を扱う度に、妙な安心感と違和感を覚えた。


 「こればあれば大丈夫だろう」という抽象的な安心感と、自分が本物の銃を扱っていることに対する違和感である。


 特に違和感については強烈に感じたが、嫌悪感では無い。

 

 銃や銃を扱うことに対する嫌悪感は無い。

 

 やはり慣れの問題だろう。


 要員からは「特別に許可を得て銃を扱っていることを忘れるな」といった趣旨の言葉を何回も聞かされたが、僕は武器庫から小銃を搬出する度に「銃を扱っていることに対する違和感」を覚えていたので正直くどかったゾ。


 班長「お?今くどいって言ったか?もう許さねぇからなぁ?」


 やめてくれよ……(絶望)

 













 




 

 


 

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