第2話
と、なればこの話はここで終わり僕はなんの変化もない日々を繰り返していただろう。しかし今日は違った
「・・・・・」
やっぱり寝られない
そうして僕は布団に別れを告げ極寒の真冬へと足を踏み出した
今思うとなぜそんな馬鹿なことをしたのか自分でもわからない。昼夜季節問わず快適な住まいでゴロゴロして過ごしさして特徴もない公立高校に通って面白みも何もない教師の猿芝居を前に寝る。これが僕の日常だ。だがこの日の僕はきっとどうかしていたのだろう。
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