ちょっとだけ言わせて

なぜヒロインは10代の美少女なのか？

タイトルの通り、僕が疑問に思っていたことが自分なりに解決したのでちょっと聞いてください。

昨今のライトノベルのヒロインはそのほとんどが10代以下の美少女です。

何でなんだろう？

20代でも美人はいるのに。

僕は前から疑問に思っていました。

僕の中では、『読者が中高生だからそれに合わせてヒロインを十代にしているのだろう』と思っていました。

しかし。僕が小学生の時の恩師を訪ねた際に感じた、決定的な違いをこれから言います。

僕はこのあいだ久しぶりに恩師を訪ねに小学校を訪問しました。

先生に迎えられ、この学校の卒業生として紹介されました。

そこにいた子供達は、皆がフレンドリーで、男の子は元気がよく、とても良い子達でした。

そのなかに、折り紙を熱心に折っている女の子がいたのです。

その子は僕に気づくと、ニコッと笑ってこっちに会釈しました。

その女の子はいわゆる美少女でした。

非の打ち所が無いくらいの美少女でした。

この女の子を見た目で嫌う人は、たぶんいないでしょう。

で、今から20代との違いを書きます。

そこから電車で帰宅していると、僕の向かいの座席に女子大生が3人並んで腰かけていました。車内は空いており、その3人の会話は丸聞こえでした。

便宜上、３人を愛嬌のある顔したAさん、可愛く無いし声がデカイB、メイクが厚いが可愛く無いCと呼びます。

A「でさ、はー君とはどうなったの？B」

B「ハヤト？ああ、あいつは別に好きでもなんでも無かったんだけど、家に入れてって言われて、遊ばれてる？って思ったんだけど、手は出さないって言ってくれてさー」

C「旅行でここ行きたくない？」スマホを見せる。

A&B「行きたーい！」

C「てか私ここの説明会いったわ」

B「キャハハ、マジで！？」

全員大声ですよ。

噛み合ってるんだか、無いんだかわからない会話が車内に響きます。

又、地元での出来事。

これまた、女子大生4人組が歩いて来ました。

「ねえ、コクっちゃえばいいじゃん」

「いやでもあいつ、顔があんまり好きじゃない」

「あいつの家お金持ちだよ」

「マジで？じゃあコクろうかな」

信号を待っていたときに聞こえました。

さて、10代と20代の差がお分かりいただけたでしょうか？

おっと、反論はわかってる。

「女子大生でも美人はいるし、身持ちが固い人だっているぞ！」

わかってます。

でも、美人の女子大生は大抵彼氏がいるか、元彼がいます。

身持ちが固い人はパッと見わかりませんよね。

女子大生の印象は、派手なやつほど目立って印象に残るんです。

地味で清楚な人の印象は、後に見たうるさいヤツに上書きされてしまうんです。

じゃあ、創作のヒロインを他人の彼女の女子大生をモデルに書きますか？

嫌でしょ？

十代で、彼氏がいる子はそんなに多くないはずです。

もちろん、高校生になると多くなりますが、小中学生ではほとんどいません。

まだ汚れていない心をもっているんです。

自然にヒロインを十代前半の美少女にしたくなるでしょ？

僕はこれらのことを経験して、理解しました。

心が綺麗だと、外面も美しく見えます。

特に創作の世界では絶対です。

僕が見た折り鶴を折っている女の子は、本当に「美少女」でした。

顔だけじゃなく、動作や服装までもが高貴な雰囲気を醸し出していました。

善行を積んでいるヒロインは、描写が無くとも、勝手に脳内で理想の見た目になり、結果的に人気が出るのです。

あと、最後に言わせてください。

忙しい人はここだけ読んでくれてかまいません。

都会に進学、就職しようと思ってる女子の皆さん、ならびにご父兄。

絶対に話しかけられた男性には答えちゃ駄目です。

教授とか会社の人なら良いのですが、路上で話しかけられたら、どんなイケメンでもついていっちゃ駄目です。

田舎から出ていくと、スカウトに声をかけられる機会に出会うと思います。

絶ええええ対答えちゃダメです！

絶対ホストか風俗か遊び目的です。

空気のように無視してください。学校じゃ教えてくれませんが、めっちゃ大事なことです。

東京の人のスルースキルは圧巻でした。

チャラい兄さんが話しかけても、まったく反応せず、友達としゃべり続けていました。危険を理解してるんですね。

アイドルやモデルのスカウトなんて無いですから！

絶対に社会の闇の部分に落とされますから！

これを読んでる方にこれだけは伝えたかった。

ご父兄は、できる限り都会に娘さんをひとりでやらない方がいいです。

ホントに。

小説関係無いけど、お登りさんは気をつけて。