1st Choice..

【さあ、こんな招待状が届きました。あなたならどうします?】


「なんだ、これ…。うさんくせーな」



【あなたは、一読しただけで、テーブルの隅に放り出し、缶ビールを開け、テレビのリモコンの電源ボタンに手を添える事でしょう。】



『カシュッ』


『ピッ…』



『ガヤガヤ』


『ピッ』


『あははは…』


『ピッ』


『…なんでやねん!』


「なんだよ、つまんなそうな番組ばっかだな…」




【でも、これなら?】



「そういえば…」


招待状を手にとり、記憶をたどる…


「こないだの電気屋の抽選会、一等あたったんだっけ。たしか、国内旅行。後日送付っていってたな…」


招待状を再度確認。


「交通費ももってくれるのか。日時は、再来週の土日…。どうせ暇だしな…」



【あなたは、どんな選択をしますか?】



「行ってみっか」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る