第14話:大魔導師との出会い
「お兄ちゃん、その子が捕らわれのお姫様?」
お姫様抱っこで抱えている俺をユイが少し冷たい目で見る。クロも元気そうだった。尻尾を振って出迎えてくれている。
エルフ嬢をそっと下に降ろし、仮面を取る。
「ああ、そうだよ」
エルフ嬢の方へ向き直り、自己紹介する。
「自己紹介がまだだったね、俺の名前はユウ。で、こっちが――」
俺が説明しようとしたところでユイが強引に割って入る。
「お兄ちゃんの妹のユイです! お兄ちゃんは、私だけのお兄ちゃんなんだよ?」
エルフ嬢が一瞬クスッと笑っていたが、すぐに表情を取り繕った。
「あ、えと、ごめんなさい。あまりにも仲がお宜しいので、少し羨ましくなっちゃって」
エルフ嬢は続ける。
「私の名前はエレナと言います。この度は危ないところを救って頂き、本当に、本当にありがとうございました」
仰々しく一礼する。
「急かしてしまって申し訳ないけど、まだ危険は去っていないんだ。君がいなくなった事が知れれば、君を捉えに来る連中がきっとここまで探しに来てしまう。だから、落ち着いたらすぐにでもこの街から出た方がいい」
言った直後にセリアが偵察から戻ってきた。姿は俺にしか見えていないはずだったのだが、エルフ嬢もといエレナにはその気配が分かるようだ。
「バレたようです。今騎士団が招集されています。既に貴族街の方でかなりの人数が集結していました」
もうバレたのか。
座っていたエレナが立ち上がる。
「これ以上貴方方に迷惑を掛ける事はできません。本当に助けて頂きありがとうございました」
エレナは再度礼をして、この部屋を出ていこうとするエレナの手を掴んだ。こんな少女を騎士団が躍起になって捜索しているんだ、どうせここから出ても出なくてもすぐに見つかってしまう。
俺が手助けしない限りは⋯ね。
ここから先、エレナを助けるなら俺達も覚悟を決めなければならない。お尋ね者になる覚悟だ。だけど俺の中では既に答えは決まっていた。
「ユイ。すぐに支度するんだ。この王国から出るぞ」
ユイは察してくれたのか、アイアイサーのポーズを取る。
「え、でもそれでは皆様に迷惑が⋯」
俺はエレナの口に人差し指を立てた。
「このまま君を行かせてしまって、もしまた捕まって何かあった時、きっと俺は死ぬほど後悔すると思うから。どのみち近日中にはこの王国を出ようと思ってたからね、気にしなくていいよ」
セリアが呆れた顔をしていた。
「全く、ご主人様はどうしていつもこうなのかしらね。でもそういうところがあるから私の興味が尽きないのですけどね」
「おいおい、俺はセリアのご主人様になった覚えはないぞ。あくまでも宿主契約のはずだ」
2人のやり取りを見ていて、エレナが口を開く。
「ユウ様は精霊様とお話しが出来るだけじゃなく、宿主をされているのですね。凄いです」
やはり、なんとなくだがセリアが見えているようだ。
「エルフ族はもっとも精霊に近しい種族ですので、私が姿を消していても、その気配だけは分かるのだと思います」
セリアが俺の疑問に答えてくれた。
ユイが支度を終えて、今度は準備完了のポーズを取る。ポーズ的には、アイアイサーと変わらない。
俺達三人と一匹は宿屋を後にする。その際、カウンターにホリーさんとココナさんに書置きを残しておく。
まだ辺りには追手は来ていないようだ。
目指すは一番近い南門だな。だがひとつ問題がある。それは門番は24時間監視していることだ。以前確認したことがあるので間違いないだろう。俺やユイは通れても、エレナは通れるだろうか?
いや、無理だな。やはりいつもの手でいくしかない。
何事もなく南門の近くまで辿り着いた。
「良かった、まだ追手は門までは来ていないようだな」
封鎖されていなくて助かった。いつものように門番が一人だけのようだ。
「お兄ちゃん、どうやって通る?」
「ああ、大丈夫だ。セリアいつものを頼む」
セリアが頷く。
そう、セリアの睡眠作戦だ。
無事に門番を眠らす事に成功したので、その隙に門を出て、外へ向かい走り出した。もちろんエレナは俺がお姫様抱っ子している。隣でユイが頬をプクッと膨らませているが、気にしないでおこう。
30分程走り、少し休憩する事にした。
「とりあえず、ここまで来れば、暫くは大丈夫だろう」
「エレナさん、このまま故郷まで送り届けるよ」
「エレナと呼んで下さい。それと、私が攫われた場所は、ここからかなり距離があります。あそこに見える山のそのまた山の向こう側なんです。辺りは暗いですし、道中も危険でーー」
俺は再びエレナの口に人差し指を立てた。
「山一つ二つなら、走ればすぐだよ。体力には自信があるしね」
と笑って見せる。
先程も30分程度は、かなりの速度で走っていたが、ユイはともかく、クロも息を切らしていなかった。
「さてと、休憩は終わりだな。暗いうちにもう少し距離を稼いでおこう」
誰もが寝静まる真夜中の真っ黒な密林地帯を目的地に向かって、ただひたすらに走った。
道中のモンスターは無視だ。
しばらく走っていたら、暗視スキルを獲得してしまった。相変わらず便利な設定のようだ。
スキルを獲得してからは、夜なのにまるで昼間の明るさのようにハッキリと見えている。自分がどんどん人間離れしていくのが、正直怖い。
途中何度か休憩を挟みながらも朝日が昇る頃には目的地周辺まで辿り着いていた。さすがにもうここまで追手がくる事はないだろう。ここからはエレナを降ろして一緒に歩いて向かう。
恐らくエルフ側も捜索しているはずという事なので、引き渡すのを見届けたら俺達の救出ミッションは終了だ。俺自身、エルフの里には非常に興味があるけど、助けたお礼に見せて欲しいなんて、図々しい事を言う気は更々ない。むしろ、謝るべきだと思っている。
暫く進むと
捜索隊が視界に入ってきた所でエレナが呟く。
「私の捜索隊のようですが、でもなぜ⋯」
最後の方が少し聞き取れなかったが、聴き直す必要もないだろう。
しかし、この時の判断が後に後悔することをこの時の俺は知る由も無かった。
「エレナ様!」
エルフ捜索隊がエレナに気が付いたらしい。やけに多いな。捜索隊の人数は20人近くいた。
俺はエレナに捜索隊で間違いないことを再度確認し、彼らに近付く。
捜索隊のリーダー格と思われる男が話しかけてきた。
「エレナ様、ご無事で何よりです」
エレナ様? エレナは身分が高いのだろうか?
「ええ、この方々に危ないところを救って頂きました」
横目でチラッとエレナを見ると、少し不機嫌そうだった。あまり仲が良くないのだろうか。相手の詮索は良くないので気にはなったが、気にしない事にする。
リーダー格の男は、何故だか訝しげな表情で俺の方を見ている。
「この度は、エレナ様を人族の手から救出して頂きありがとうございました。なんとお礼を言って良いやら」
「気にしないで下さい。発端は我々人族側でしょうから、逆に謝らなければなりません」
「その必要はありません」とリーダー格の男が答える。
その後いくつか会話を交わした。
さて、長居するつもりもないし、無事にミッションコンプリートしたので、俺達はここで退散するとしよう。
エレナに別れの挨拶を告げ、その場を後にする。
その際、エレナは何か言いたげだったが、口ごもっていた。何故だか俺にはエレナとはまたすぐに会えるようなそんな気がしていた。
次なる目的地は、プラーク王国から南へ行った先にあるバステト村だ。前にエスナ先生に聞いたのだが、偉大な魔術師が暮らしているところでもあるらしい。
その人に一目会っておきたかったので、次の目的地にと決めていた。ここからそんなに遠くないしね。特に急いでいるわけでもないので、道なりに景色を眺めながら、まったりと進んでいた。
日が暮れ始めた頃に目的地の村へ到着する。
宿屋を探して、本日はそこで寝泊まりすることとなった。
1泊10銅貨と格安だな。プラーク王国では平均50銅貨だったので、単純に5倍も違う。実に安い。いわゆる地方と都会との物価の違いだろうか。
格安だったので、部屋は期待していなかったのだが、意外と広い。ホリーさんの所とあまり変わらないくらいの広さがあった。
しかし、この宿には食堂がないらしく、外に食べに行くのも面倒だった為、ストレージから出来立てほやほやの料理を取り出し、皆でペロリと平らげた。
その間クロは俺の魔力をチューチューと吸っていた。若干だが、吸われる量が多くなった気がする。
朝になり、重量感を感じて目を覚ます。
「やっぱりお前か⋯」
またしてもユイが、俺の上で大の字になって寝ていた。一体どう寝たらそんな事になるのだろうかと考えたが、答えが見つかりそうになかった為、いつものようにグリグリで優しくユイを起こして、着替える。
戦闘スタイルではなく、商人スタイルだ。
ユイが頬をプクッと膨らましているが、気にしない。
「置いていくぞ」と声を掛けると、慌てて準備していた。その際、服を全部脱ぐのはやめて欲しい。せめて俺がいない時にしてもらわないと、目のやり場に困る。
「下で待ってるからな」
クロと一緒に部屋を出た。
暫くしてユイも降りて来て、一緒に朝から村の探索スタートだ。
東京ドーム1個分程度の広さだろうか。すぐに街外れに辿り着いてしまった。
行き交う人々が興味深そうにこちらを見ている。正確に言うとユイをなのだが。獣人が珍しいのだろう。
まぁ、予想通りの反応な訳で気にした方が負けだ。
朝食ついでに朝から出店していた屋台を見つけたので覗いてみる事にした。いい匂いがする。
形も味もイカ焼きのような食べ物だったが、イカではなく、ラザと言う陸上生物らしい。
海中ではなく、陸上に住んでいるイカを想像してみた。まぁ、なくはないな。味も旨いし。某ゲームでは、イカは空を飛んでいたしね。
ラザ焼きを頬張りながら、散策を続けていると、野菜を売っている露店を発見した。
これは⋯⋯ジャガイモか!
元の世界でもよく見た形の野菜が売られていた。
「おじさん、これは何?」
「いらっしゃい、これか? これはジャモと言う野菜だよ。荒れた土地でも良く育つからな、この辺りでは重宝されているよ」
「全部下さい!」
俺の発言に店主が驚いていた。
ブルーシート一杯に積み上げられたジャモは少なく見積もっても500個以上はあっただろう。
「ほ、本当に全部買うのか?」
チラリと金額を確認し、少し多めの700個分の金額を渡した。
ユイ程のサイズの布袋を6つ抱えて店を後にする。
「お兄ちゃん、そんなにそれが好きなの?」
「ああ、好きだぞ。帰ったらポテト料理を作ってやるからな」
あぁ、まさかこっちの世界でポテチが食べられる日がこようとは⋯
塩は以前王国で見つけた時に大量に仕入れていた。
少し進むと武具屋があったので入ってみるが、王国で見たような良い品は無かったので、すぐに店から出る。規模とすれ違う人の数で単純計算だが、人口は1000人程度だろうか。
いつの間にかユイが子供達に囲まれている。歳は、ユイと同じかそれ以下だろう。
「おねーちゃん、かっこいい!」「動くお耳だー」「触ってみてもいい?」「尻尾がフリフリしてる!」
など、物凄い人気振りだ。
ユイの顔を見るが、嫌そうにしていなかったので、そのまま様子を見ていた。ユイ自身、まだ子供という事もあり、すぐに子供達と打ち解けてしまったようだ。何とも微笑ましい光景に俺の表情も緩む。
通りすがりの人に質問する。
ここへ来た目的の人物についての聞き取りが目的だ。と言うのも、一通り村をグルりとしてみたが、それらしい人物がいなかったのだ。
答えはすぐに分かった。
どうやらその人物は変わり者らしく、村外れの丘に住んでいるとのこと。
子供達と別れて、教えてもらった場所を目指す。ユイは名残惜しいのか少し残念そうにしていた。
村から徒歩20分くらいの所に一軒家が見えてきた。恐らくあれがそうなのだろう。
小屋の入口の前まで来たので徐に声を出す。
「すみませーん」
少し待ったが、反応がない。
この感覚前にもあったな。初めてエスナ先生の家に行った時もこんな感じで、ドアが勝手に⋯。
ん?
ドアが勝手に開いたのだ。
俺は寸でのところで避けることに成功した。
「危ないな⋯」
危うくまたゴツンするところだった。
すると小屋の中から男の声が聞こえてきた。
「入っていいぞ」
いやにフレンドリーだな。もしかして誰かと勘違いしていないか?
恐る恐る小屋の中に入っていく。すぐに声の主が視界に入ってきた。
一言で表すならダンディーなおじ様といった感じだろうか。俺はエスナ先生から、偉大な魔術師としか聞いていなかったので、てっきりもっと年配のいかにも大魔導士のような、おじい様を想像していた。一文字しか違わないが、外見はぜんぜん違う。
しかし、目の前にいるのはどうみても40代のガッシリした体格のとても魔術師には見えない。それに若い。
念のために本人かどうか確認してみる。
「偉大な魔術師がここにいると聞いてやってきました。貴方がそうなのでしょうか?」
ダンディーなおじ様は、俺を舐めるように全身を見ている。正直ちょっと怖い。
そして、口元に手をやり、ふむふむと言っている。
「あんたが、エスナ師匠の弟子か」
!?
正体を明かしていないのになぜ分かったのだろうか。返答にためらっていると、ネタを明かしてくれた。
「いやいや、警戒させてしまったね。すまない。いきなり言っても驚かせてしまうね。別にエスナ師匠に聞いた訳ではないんだ」
先生に直接聞いたのではなければ、一体どうして⋯もしかしてこの人はエスパーなのだろうか。
後ろから水晶のような物を取り出して、目の前の机の上に置く。
「実はこの水晶を使い、これから自身に起こることを事前に確認していたのさ。この水晶に君が映ったから、君の事を調べていたって訳だ」
なるほど、どうやらこの水晶は未来や過去を見ることが出来る魔導具らしい。なんて便利なものがあるんだ。
「納得です。それで、こちらの質問に対しての返答は?」
「おっと、そうだった、すまんすまん」
ダンディーなおじ様が苦笑いしている。
「私の名前は、クラウディル・イエイガー。偉大かどうかは分からないが、魔術師をしている」
「俺も自己紹介が遅れました。名前はユウ。で、こっちが」
「ユイです! 妹です!」
ユイはなぜかラジャーのポーズを取っていた。
「で、こっちがクロですー」
クロがワン! と吠えている。
その後自己紹介がてら、お互いの素性を話していた。ダンディーなおじ様もといクラウさんは、先生の単なる知り合いではなく、先生の弟子だそうだ。
先生は弟子は取らないと言っていたのだが、どうやら、彼が一番弟子で、俺が二番目のようだ。見た目は若そうなクラウさんだったが、実年齢は70を過ぎていた。若作りにもほどがある。詐欺クラスと言ってもいいだろう。
名前:クラウディル・イエイガー
レベル:50(魔術師)
職種:魔術師
スキル:
さすがに先生の一番弟子だけあって、レベルだけで言うとこの世界での英雄級だ。
クラウさんが表情を強張らせて話を変えてきた。
「実は、お前の近況を調べているときに妙な映像が映ったんだ」
ん、妙な映像? 少しだけ胸騒ぎがする。
「ここへ来る途中にエルフを助けなかったか?」
「あ、はい。無実の罪で捕らわれていたので、救出しました」
クラウさんの表情が一層強張る。
「どうやら、助かっていないようなんだ」
!?
最初はクラウさんの言っている意味が分からなかった。
そんなはずはない、だってあの時エルフの捜索隊に引き渡したからだ。
しかし、嫌な予感がしていた。あの時、そうだ、捜索隊を見たときエレナが変な顔をしていたんだ。
俺の表情が変わったことで、クラウさんも気が付いたのだろう。
「助けに、行くのか?」
「はい」
クラウさんが立ち上がり、水晶の前に座り直していた。
「そうくると思って、事前に調べておいた」
そして、とんでもない事を語り出した。
「エルフの嬢ちゃんは、明日の正午に公開処刑される」
「な、なんっ⋯」
ある程度予想は出来たはずなんだが、俺はそれを考えたくなかったのかもしれない。エレナを助けたはずだった、しかし未来は変えられていなかった。驚愕の事実に俺は声が出せないでいた。
「未来は変えられる。可愛い弟弟子君の為に一つアドバイスをしよう」
俺は伏せていた顔を上げる。
「単純にまたエルフの嬢ちゃんを救出しただけでは、二の舞になりかねない。だから、根本原因を排除する必要がある」
少し間をおいて、クラウさんが尋ねてきた。
「どうすればいいか分かるか?」
俺は少しの間考えてから、答えた。
「首謀者を捉える⋯ですか?」
クラウさんは頷き、水晶で知りえた情報を話してくれた。
時は少し経ち、俺は今全速力でプラーク王国へ向かって走っていた。
辺りは真っ暗だった。未来が本当ならば明日の正午にエレナは処刑される。それまでに首謀者を見つけ出し、言い逃れ出来ない証人を突き付けてやる必要がある。
ユイとクロは、クラウさんに預けてある。彼は先生の弟子である証を見せてくれていたので、まず信用出来るだろう。
俺はセリアと一緒に行動している。手分けして探す手はずだ。
そして、何とか日が昇り始めた頃にプラーク王国に到着することが出来た。
セリアは、首謀者の動向とエレナの様子を見て来てもらうことにした。
俺は今回のカギとなる、証人を探している。二人とも事前にクラウさんの水晶で顔と名前は把握していたので、あとは探すだけだった。
しかし、この王国は広い。十万人もいる中から目的の人物を探す必要があったのだ。期限は迫っている。タイムアップとなっては意味がない。
町中を走り回り、冒険者に聞いたり、酒場で聞いたりと必死だった。
そして公開処刑が行われる正午となる。
今、街の中央広場に人だかりが出来ている。
群衆が騒ぎ立てる。
「公開処刑が始まるってよ!」「なんでもこの国を滅ぼそうとしていた奴だそうだ」「エルフ族って噂よ」
中央広場に処刑台が立てられている。
そこに、一人の少女が執行人に連行されてやってきた。
執行人以外にもう一人男が見える。
そう、今回の首謀者のアルベルト公爵だ。
そして今、まさに公開処刑が執行されようとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます