鎌倉フラワーへの応援コメント
どんなに医学が進化しても治せない事はあること。残される、受け入れる側に求められること。
死なないで欲しいと家族に願われる幸せ。
喫煙家の父親の方が安らかという皮肉なこと。
読みながら色々な事を考えました。
「とっても、素敵な方でした」
の一言で涙腺が崩壊しました。こう言ってもらえる人生が最良の人生だと感じました。
姉妹が打ち解けられて良かったです。
作者からの返信
お返事が遅くなってすみません。ちょっと水頭症やら色々あって2022年の末から今まではドタバタしてました。今でもドタバタしてますが……
「とっても、素敵な方でした」というセリフは広尾の赤十字病院にいらっしゃった井上先生(←実在)が最後に呟いた言葉です。
その時僕は何も感じられなくなっていたけど、今読み返すととても良い『送る言葉』ですよね。
僕もそういうふうに送られたいものです。
鎌倉フラワーへの応援コメント
つい先日、父をおくりました。
正確には義父ですが、実父が15年前に急逝してからは、「お父さん」と呼べる人は家内の父だけでした。
作品中と同じように、話をする家内と義妹。作品と同じように、スパイクが低くなって・・・飛び込んでくる医師。瞳孔反射を見るために仕事だからと許しを得るところ。
とてもリアルで、お姉ちゃんと桜の姿がその時の家内と妹の姿と重なります。
重いけれども、必ず迎える身近な人の死。坦々と、でも、しっかりと描き切っているこの作品に、感謝します。
作者からの返信
ありがとうございます。
これは半分実話で、僕の母が亡くなった時のことを主人公だけ差し替えて書いた小説です。
僕には弟がいるのですが、弟は桜と同じ、百合は僕です。二人の関係は最悪で、数年に1回話をする程度。
でも母を送る時は一緒に過ごしました。
医療関係の描写は書き終わった後にお医者様に査読してもらっているので間違ったことは書いてありません。お医者様からも100点をもらいました。
こんな過疎った小説を読んで頂いてありがとうございます。
お父様のご冥福をお祈りいたします。