第105話 マイル、クーポン嫌いな女性を叩く人
前に某アイドル女性が、マイルを使って新婚旅行に行くのは嫌だと発言したら叩かれるというネット記事があった。
それを読んで私はそのアイドル含め、マイルやクーポン嫌いの女性を悪くいう人「怖っ!」と感じたのだ。
マイルやクーポンをお得に使うのはいい事だし、それに文句をつけはしない。
私もTポイント貯めて本買ってるしね。
怖いのは、それを嫌がったり批難する女性を叩く人たちだ。
「マイル、クーポンを使う人=ケチ」
と見られたと思って、頭に血がのぼるのかもしれないけど
もっと心に余裕を持とうよ。
私が眉根を寄せたくなるほど、そうやって『クーポン嫌い女性』を嫌う人たちが
何故怖いかというと、思考が短絡的で薄っぺらく感じるからだ。
それと共に自分と同じ思想や趣向の持ち主以外を、悪く見る傾向があるのが人として怖いと思うのだ。
いいじゃないか、『マイルやクーポン使うのを嫌がる女性』がいたって。
その記事にある新婚旅行の例ならば何故嫌なのか、まず理由を聞かないと。
記事には「軽んじられているように感じる」からマイルを使われるのは嫌だ、と書いてあった。
ならば「マイルを使うけど君のことを軽んじてるわけじゃないよ」と説明すればいい。
説明しても分かってもらえず
「何となくケチに感じるから嫌」
と言われたのであれば、その時初めてそういった女性を嫌えばいい、それも外野ではなくその相手当人が。
とはいえもしかして、なるほどと思えるような意見を言う人がいたら思想が広がるかもしれないよ。
人の考えを聞くって大事。認めるって大事。
人と、特にパートナーとのコミュニケーションを面倒くさいなどと思う人の方が、クーポン嫌いよりよっぽどタチ悪いよ。
上手く使う人には使う人の知恵と思想が。
そして、嫌う人には嫌う人の理由がある
どちらかだけが正義と決めつけて批判、批難するのは見聞きしていて、とても低レベルに感じる。
後ね、こういう系の女性を責める内容の記事で女性が
「私は女だけどこういう女嫌いです!」
という意見に、深みのあるものがほとんど無いのが同じ女として悲しい。
下手すると男性ウケにすら見える。
まぁ違うと猛反発されそうだけど。
そう見えてしまうぐらい、ちゃんとした理由を論理的に述べられてないんだよね。
私たちは物事を考え、論じる事の出来る『人間』なのだから
もっとイメージや決めつけで、男女間や人間間で険悪にならずにお互いを知り合い、認め合う知的生命体であろうよ。
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