昨年は、“女の妬み”について考える事が多かった。

というのも、女の妬みの発生原因やその心理が分からなかったからだ。

すっごく知りたくてマンガや小説などを読むも、うわべをサラっと表現してあるだけで、私が知りたい肝心の、そういう妬みが発生する心理描写の掘り下げが無いか、少なすぎるのだ。

女の妬みを理解できる、内心、うんうんと思う女性たちには

その程度の表現で伝わるかもしれないが、私には、やっぱり分からない。

そこで、一生懸命、その心理を想像したり推理したりと昨年はそんなことばっかり考えていた。

そしてやっと何となくそうかも？という答えが出た。

女の妬みって、かなりなナルシストだからこそ沸き起こる感情なのでは？と。

それもあまり堂々と自覚していないナルシストなのでは無いかと。

「Ａ子に結婚をさき越された」

「Ｂ美は私より美人じゃないのに、もう子どももいる」

「Ｃ代はたいした学歴じゃないのに仕事もプライベートも充実している」

そういった事を見聞きして、妬む「キーッ！」となるのは、Ａ子やＢ美やＣ代より私の方が幸せになるべきなのに、という思いが根底にあるから妬みが出るんじゃないかと。

そして友達であるはず相手を内心、下に見ているからこそ起こる感情なのではないだろうか。

そんなことを、どうなんだろう？どうなんだろう？と考えていた私はきっと他の女性から妬まれはしないだろう。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい