第23話 名前は一生の付き合い
高校の頃ね、洋子と書いて
ひろこ
と読む、同級生がいたの。
これはさ、洋がひろ、とも読むから読めないというわけじゃないけれど
「洋子」という名前を見たら一般的に「ようこ」と読むよね。
この「ひろこ」さん、先生達に「ようこ」さんと呼ばれるたびに
「ひろこ」です!とヒステリックに言っていた。
元々の性格もあるのかもしれないけれど十数年生きてきて、何度も、何度も
訂正しなきゃいけなくて、ウンザリしてたのかもしれない。
こうやって、他人からすんなり読め無い名前だと、しなくてよい苦労や煩わしさを経験しながら生きていかなければならないかもしれない。
名前って、他人から読めるか、読めないかも大事だなぁと思う。
難しい漢字もそうよね。
私の名前は「敦子」
普通に(?)あつこ、と読むけれど電話等で人に漢字を教える時に、昔は苦労した。
今は、元AKB前田敦子の敦子で通じるけれど彼女がメジャーになる前は敦賀のつると言っても理解されなかったり、ナベブタに子どもの子に…。
なんて説明した事も数知れず。
ありきたりの私の名前でもこんな、苦労があるんだから
読み方の難しいもの、当て字の人などは苦労するだろうね。
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