第16話 理不尽に耐える美は間違っている
日本の上司、教官、師匠など、職場で部下にやり方や道理を教える人たちが意地悪過ぎる事にもう若者は耐えられなくなってきてるんじゃないかと思う。
日本は大して教えもせず、見て覚えろだの、やり方を盗めだの、自分で考えろだの理不尽な教え方しておきながら、それに反発させない風潮を作ってきた。
先日、あるニュースでバスガイドさんの新人研修の模様がやっていたんだけれど
教えている先輩の言い方のキツさや、教え方の下手さに引いてしまった。
とはいうものの、こういう教え方大好きな人、きっと日本人には多いのだろうし
それに答えられない新人はダメ認定なんだろう。
けれど、それってやっぱりおかしいんだよ。
いつの間にか、会社に入っても仕事はまともに教えてもらえないもの、自分で覚えるものそれが出来ない奴はポンコツそういう事ができるかどうか、常に見張られてるなど、就職する前から敵地に侵入するような心細さや緊張感を持つものだと先輩たちを見聞きして、どんどん若者たちは恐怖心を持っていったんじゃないかな?
だからこそ、面接でもどんな理不尽な質問されるのだろう
どんな答えをしないと内定もらえないのだろうと
ビクついてしまって、目なんてまともに見れない人も出てきたのかもしれない。
それに耐えて社会に出てきた先輩たちは
そんなことでどうする情けないと思うかもしれないが
そもそもが日本の会社の中がおかしいと
海外ドラマなどを見ていると感じる。
ブラック企業だけじゃなく、ごく普通に見える会社だって
昔気質日本人が喜びそうな職人風の教え方や修行っぽい事は
もう止めてほしいと思う。
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