第13話 私とライトノベル(その1)
私が初めて読んだライトノベルは、コバルト文庫の『クララ白書』氷室冴子さんだったと思います。
それまで児童小説以外、小説らしいものを読んだ事はなくこの本に出会って夢中で読みました。
そこから同じく氷室冴子さんの小説を読み、コバルト文庫にハマっていくことになります。
その中でも一番ハマったのが藤本ひとみさんの『まんが家マリナシリーズ』。
これはOVAのアニメ化もされた作品。
私は男性キャラではなく、男装の麗人である響谷薫というキャラクターに夢中でした。
そしてマリナシリーズを読みながら、毎月発売されるコバルト文庫を少しずつ読んでいましたが年々、コバルト文庫に対する熱は冷めていきました。
コバルト文庫が人気が出た頃、少女向けのライバル文庫としてティーンズハート文庫というものが出ていました。
こちらはコバルト文庫よりもライトで少女マンガのような可愛いイラストで惹きつけ、内容も恋愛物が中心でした。
コバルト文庫だけでは物足らなかった私はティーンズハート文庫にも手を出しましたが軽過ぎてハマることはできませんでした。
そんな私が再び、夢中になって読んだのがやはりコバルト文庫の前田珠子さんの『破妖の剣シリーズ』と、ゆうきりんさんの『魔法な男の子の飼い方』でした。
特に魔法な男の子の飼い方には衝撃を受けました。
このお二人の本は今読んでも面白いと思えるように想像します。
この頃になると少女向けライトノベルだけでなく少年向けにも手を出すようになりましたが、まだコレッ!という作品には出会えませんでした。
そして大好きになる、ひかわ玲子さんの『ジーラ&エフェラシリーズ』に出会う事になります。
この辺りからファンタジー物を意識して探すようになっていきました。
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