世界の底から世界を見上げて
あれ?
何してるんだろう。
あちゃー。
そんな事しちゃ駄目だって。
多分、私が見てるって事、
気付いてないんだろうな~。
なんかあちこちで、
同じ様な事が起こっている気がする。
あっちを見ても、
こっちを見ても。
あらら。
とても見ちゃいらんない。
でも、
ついつい見てしまう。
私からしたら面白かったりはするんだけど、
当事者はたまったもんじゃないんだろうな。
世界の底にいる私が言うのも何だけど、
こりゃ、世も末かな。
世界の底には苦しみばかり。
でも、夜空を見上げる様に
世界を見上げると結構、面白い。
そんな愚かな世界と愚かな自分に
絶望したりもするのだが、
どうせ底に居るのだ。
これ以上、落ちる事はない。
これ以上、下には行けない。
だったら、行けない下を向くよりも、
例え絶望が待ち構えていたとしても、
上を向いていた方がいいのかもしれない。
夜空に瞬く星のように、
絶望という闇の中で、
希望が瞬く事もあるのかもしれないのだから。
At The Bottom of The World...
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