労働者階級こそ株式投資をしろ!
「株式投資だなんて、金持ちのやること」「あやしいし、良くわからないからやらない」「そもそも資金も無いのに、できるわけないじゃん」
飲み屋でワイワイと話しているのを、ある資本家が聞いた。市井の人々の声を聞くことも重要だと考え、よくお忍びで街に出ているのだ。資本家はため息をつきながらも、笑みを浮かべる。
──そうなのだ。労働者階級が唯一、資本家より上に立てるのが株主なのに、そこに気付いていないから、資本家は大手をふるって偉そうにすることができるのだ。
「まあ、そもそもネットでは文句を撒き散らすくせに、ヒエラルキーを引っくり返すことができる“選挙”にすら行かないのが、大衆の特性だがな」とひとりごちた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます