3-11 また全員集合+α
「よお、ポニー!SW《セカンド・ワールド》初日で、お前を倒す時が来たぜ!」
「ほぅ、そうか、この世界は、本来の世界と繋がってるということを教えてやる!」
あって早々、対抗心むき出しの勝利に、不敵な笑みを浮かべて返すポニー。
「ふん、こっちは魔理守に特訓してもらったんだ!まずは、このSW《セカンド・ワールド》で、ぶっ潰してやる!」
「グハハッ面白い!やれるものならやってみるがいい!」
「それにこっちには、秘策がある、なぁ魔理守!」
魔理守は「そうだな」と答える。
「あっまりりん、しよりん、ヤッホー」
「勝利くん頑張って!」
あおりんと美樹がやってきた。そして、彼女ら他にもう2人、
「よー、魔理守、勝利、こっちでは、初めてだな!」
「おー、まーやん、勝利はん、ご無沙汰やんな〜、あいと〜と思っていたんや」
やってきたのは、魔理守達の中学校の先輩で、真理守たちを変態かさせている、通称【師匠先輩】とキツネ目で関西弁を話す、【なにわ先輩】。
「あっ先輩、こんばんは〜」
魔理守が高い声で、挨拶する。
「あ〜、まりりん可愛い声を出してる」
「いやいや、なんか変か?って言うか、かわいい言うな!」
「まぁまぁ、魔理守、あおりんはな……ゴニョゴニョ……」
「えっ、えっ?」
師匠先輩は、魔理守にいかがわしい話を耳元で囁く」
バッ、ガチャッ
「先輩、まりりんに変なこと吹き込まないで下さい……」
にこやかな笑顔を浮かべながら、あおりんは後ろから頭にピストルの銃口を付け、優しく言う。
「おい、あおりん、先輩に失礼だろ」
「だって師匠先輩が〜」
「ハッハッハッ、あんたらやっぱり最高やな〜」
なにわ先輩は、3人のやりとりを見て思わず爆笑する。
「って、それよりみんな、俺とポニーの戦いを見ててくれ、俺は今度こそ、勝つ!」
「グハハッそれじゃ、ルールはどうする?」
「体力は、100、他のは、元々の力で今朝と同じ様にやろう」
「いいのか?だったら、朝みたいに、俺の拳、数発で、終わるぞ?」
彼は、「おう、かまわねぇ」と強気に言う。
「ならば、始めよう、勝利、お前の今の全てをいつもの様にぶつけてこい!まあ、出す前にやられなきゃいいがな!」
「そーこなくっちゃな!」
こうして、2人の戦いが幕を開ける。
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