1-8 そんなこんなで
あの後二人で色々なモンスターと戦った。
そして現在.....
~~~始まりの村~~~
「じゃあ睡眠弾と痺れ弾が欲しいな~」
「了解、他には?」
先ほどの約束通り、アイテムや武器をあおりんに買っている魔理守。
「後は散弾弾位かな?」
「OK他には?」
「もう大丈夫だよ」
快くプレゼントしてくれる魔理守に明るい口調であおりんが答えた。
「そんじゃあ買ってくるわ」
魔理守はそう言い、NPCの店員のレジの所向かった。因みに、基本はNPCがお店を担当するが、SWに来ている実際の人もいたり、実際の人が運営をしている場合もある。
買い物を済ませた魔理守は、あおりんにプレゼントを渡した。
「ほい、待たせたな」
あおりんに渡した。
「ありがと、まりりん」
いつも通り笑顔であおりんが、お礼を言いながら受け取った。
「そういえば今日はいつもと何か違う感じがする。まりりんにおごって貰ったり買ってもらったりする時あるけどでもうれしいよ」
すこしうまく言えないあおりん
普段の時と何かが違うと伝えたかったようだ。魔理守も自分でも対応が違う気がしているので、理由は彼自身で自覚しているようなので
「まぁ言いたいことはわかるけど。ちょっとそのさっき森でその……」
少し恥ずかしそうに言う魔理守
「森で?」
あおりんが聞いた
「泣かしちゃったからさ……」
魔理守は、強い罪悪感に再び襲われる。
「俺は、最低だ人として終わっている……こんなんじゃただの悪いゴミ悪魔だ……」
自分の愚かな行動に、後悔する。
「まりりんもう怒ってないよ~元気出して」
魔理守の絶望的嘆きをあおりんがなだめる。
そして3秒位時間をあけて
「ありがと、やっぱりまりりん優しいね」
笑顔で魔理守に言った。
「あっああ」
落ち込みつつ少し照れつつある魔理守。
「そういえば、この後どうする?
あおりんが聞いて来る。
「夜もこっちに来るし、俺の誕生日祝ってくれるってあいつらが言ってくれてたから、今戻るのも悪くないな」
魔理守は嬉しそうにそう言う。
「わかった。じゃあまりりん、また後で」
「了解!」
そして魔理守は自分のメニューを開き
「ワールド・チェンジ」
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