第73話 心に残るCM
皆さんそれぞれ心に残るCMがあると思いますが。
私もいくつかあります。
つい最近では(結構以前からあるCMなのですが)タイヤマ〇ゼンのテレビCM。(ローカルなCMだと思われます)
『タイーヤ、まる〇ん。タイヤま〇ぜん。ホイール〇るぜん、ホイルまるぜ〇』
冬期になるとテレビで毎回流れてくるCM。
ま〇ぜんさんの社員さんを起用して作ったのであろうと思われる超低コストのCMなのでしょうが。
タイヤを持ったおにいさんたち(おそらくまる〇んさんの社員の中で選出された珠玉のイケメン従業員さん)が、ぎこちない笑顔で歌いながらタイヤ等を持ち、行進するほほえましいこのCM。
おにいさんが歌うこの歌のフレーズが頭から離れません。
気付くと、長男や私、よく口ずさんでいたりします。(保育園のお友達も)
低コストでも人々の記憶に残るCMは作れるものなんだなあ、と考えさせられます。
やはりフレーズは大事? またもやローカルですが子供のとき繰り返し聞いたCM 『 ♪ 関西電気保安協会♪ 』のフレーズも一生耳にこびりついて離れないですねえ。
かなり前にTVでやっていた車(第三のエコカー)のCMのシリーズも好きでした。
これは皆さん、好きだった方が多いんじゃないでしょうか。
吉岡秀隆さんが出てくる醤油づくりの小豆島バージョンと、瑛太さんと吹石一恵さんがやっていた山梨県バージョンがありましたが。
どちらもドビュッシーの『亜麻色の髪の乙女』がバックで流れていてですね。
どちらのストーリーも良かったですが、私は山梨県バージョンの方が好き。
東京でぶいぶい言わせてた若者が田舎に来て心機一転、意外に真面目に働いて、追いかけてきた元カノ(サトエリ)と爽やかに別れ、田舎の真面目そうな年上女性と知り合い、恋愛に発展するかなあ? なんてところで終わるCMですね。
美しい自然の風景、海のない県特有の雰囲気がバシバシ伝わってきて私にはなんだか懐かしく感じる素敵なCMでした。(そういう県の田舎出身なもので)TVで流れるたびにじっと見入ってました。あまりにも好きだったので、TVを見ていた長男はこのCMが流れると私を大声で呼んで教えてくれるほど。
あの風景の場所に行ってみたい、ドライブで行こう、と主人に話していましたが、結局行かずじまいでした。残念。
芸術的な意味でも私はこのCMが今までで一番素敵なCMだと思いますね。
そして、今でも心の奥底にひっかかっていて忘れられないCMといいますのが。
私が小学生の時にTVで流れていたCMなのですけど。
『りんごの一平と、オレンジよし子!』
同年代の方、覚えています? 結構、流行ったとおもうのですけどね。
三つか四つに連なった紙パックの果汁飲料のCMです。
どちらも超能力? を持った小学生『りんごの一平』君と、『オレンジよし子』さん。
忍者みたいな感じでしょうか。
とりあえず超人的な技を披露してくれるお二人なのですが。(そこらへんはうろおぼえ)
お二人とも笑顔ではない。
クールに渋い表情で決め顔をみせてくれました。(その決め顔のときに、『りんごの一平!』『オレンジよし子!』と、気合の入った男性の声がバックで流れるわけですね)
その表情がね、記憶に残ってます。
特にオレンジよし子さん。超かっこいいこのおねえさん、と感動したのを覚えています。
あともうひとつ、ヨーグルトの〇〇君と、別の味のおねえさんのペアバージョンがあったと思うのですが。そっちの方は全然おぼえていません。
もし同じようにこのCMを覚えられていて、同じような思いを持ってくださる方がおられるなら、一緒にその思いを分かち合いましょう。
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