僕とクイズとデスゲーム 2



『問い。マグネシウムを加熱したときに起こる化学変化を化学反応式で答えよ』

 ムッツリーニへの問題は化学だった。押しなべて好成績を取る人であっても、かなり得意不得意が分かれる科目だろう。ちなみにムッツリーニの得意科目は保健体育で、それ以外はすべてダメだ。つまり罰ゲームは決定しているので、僕らの思考はその先――その内容に移っていく。

「物理干渉能力が全部に付与、って」

「ああ。罰ゲームがデスゲームになりやがった」

 鉄球には重さがあった。おそらく雄二を狙っていた投石機も、放たれていたら大怪我不可避だったに違いない。

「ただ、何が来るかは予想がつく。問題文にある程度準拠したものだろうな」

「それってこのマグネシウム問題危なくない?」

「……………」

 ムッツリーニも察しているようで、びっしりと汗を浮かべて問題文を睨んでいた。

「安心しろムッツリーニ。その問題で最後にしよう」

「みんなも罰ゲームは受けたわけだし。ムッツリーニも喰らって平等でいいじゃないか」

 雄二が食らってないのは癪だけど、もう一度雄二にサイコロを持たすには僕も犠牲になる必要がある。答えられる気がしないから今日は諦めておいてやろう。

 残り十秒ほどまで考え込んだ挙句、ムッツリーニは絞り出すように解答を口にした。

「…………ちょ」

「ちょ?」

「…………超神合体マグネシウマン……」

 苦し紛れにしてもほどがあった。

 当然不正解だ。水晶の中の煙が文字を織りなし、罰ゲームを表示する。

『スタングレネード』

「「「「畳み返し!」」」」

 全員がとっさの判断を一致させて、出現したグレネードの四方を畳で覆った。直後に教室中を光の矢と音の絶叫が駆け抜ける。目論見通り光こそ大幅に削れたけれど、音までは防げなかった。

「――! ――!」

 キィィィン……と鼓膜がしびれて、吐きそうなくらい目の前がぐわんぐわん揺れていた。自分の体内を回る叫び声すら聞き取れない。そうか、スタングレネードはマグネシウムの燃焼反応なのか……と今更な知識を僕は得るけど、まさか全体攻撃でくるとは予想外だった。

 音の暴力から逃れられた人間はいないようで、僕らは畳の上をのたうち回り、ひっくり返った世界を何とか元に戻そうと格闘するしかなかった。

「――――!」

 雄二が何事か叫んでいるが全く聞こえない。埒が明かないと思ったのか、雄二は身体のあちこちを触りはじめた。

 ブロックサインだ。複雑なサインだから覚えるのは大変だけれど、覚えておかないとFクラスでは生き残れない必須技能である。

(明久、サイコロは振るなよ! こんなクソゲーはもう終わりだ!)

(当たり前だよ! さっさとババア長に突き返してやる!)

 僕もよどみのないブロックサインで答える。

(全員無事かの……?)

(…………頭が痛い)

 目をぐるんぐるん回しながら、残りの二人も意識を取り戻しつつあった。

 最後の最後でえらい目にあってしまった。ともあれすごろくはここで終わりだ。

 やれやれ――とため息をついた僕らは、次の瞬間、水晶に浮かぶ文字を見て表情を凍らせた。

「カウントダウン……だと!?」

「サイコロを振れってことだよね!?」

「それ以外になかろう……。どうあっても逃がさぬつもりのようじゃ」

「…………どうする、明久」

 振らない、という選択肢もあるにはある――けれど、どんなペナルティが待っているかわからないだけに恐ろしい。

「ここはあえて振る!」

 意を決してサイコロを握りしめた。これまで僕は、立ち向かうことで大概辛い思いをしてきた。でも、実は逃げたとしても辛い思いをしてきたじゃないかと気づいてしまったのだ。

 行くも地獄引くも地獄。それならせめて雄二にキラーパスを叩き込んでおきたい!

 嫌そうな顔の雄二を尻目に、サイコロを投げた。1の目。早く進めというよりは変なのがでませんようにと祈るばかりだ。

 そして問いが表示された。

『起電力20Vの電池に電気抵抗500Ωの抵抗をつなぎ、10秒間だけ電流を流した。この間に電池が流した電気量は電子何個分に相当するか』

 あ、死んだ。

「確実に電気ショックなのじゃ」

「…………歯を食いしばって舌を噛まないようにしろ明久」

「こっち寄るんじゃねぇ静電気で痛いだろ」

「静電気ってレベルじゃないよ! こっちは電流だよちくしょう!」

 ぶっちゃけ解き方すらわからない。というか何を言っているのかわからない。電池? 電気? 電流? スマホが動けば何でもいいよ……。

 進むカウントダウンは、僕が心の準備を整えるだけの時間に過ぎなかった。最後の抵抗で「東京ドーム10個分」と答えたけど、当たり前のようにハズレだった。わかってたけどね。本気じゃないけどね。

 そして罰ゲームは当然――

『ぴか〇ゅう』

「ちょちょちょさっささくけけぇぇぇんん!」

 激しい電流に打たれて、僕は吊り上げられた魚みたいにびったんびったん暴れまわることになった。

「良かったな明久。らい〇ゅうなら死んでたぞ」

 ぶすぶすと煙を吹く僕に雄二が吐き捨てる。こいつ、一人だけ罰ゲームを食らってないから……!

「次は雄二だよ! ほら!」

「誰がやるかバカ。ババアの思惑通りなんてのは御免だからな」

 雄二ははん、と鼻で笑った。ペナルティに怯える様子すら見せない。

 が、そんな雄二の鋼の意志もこのすごろくはあっさり打ち砕いた。次の賽を待つカウントが終わるや、水晶の中に新たな罰ゲームが表示されたのだ。

『ら〇ちゅう』

「そそそれっれれはははあああきいいいひいさああああのぉぉ!」

 雄二が電撃に全身を強張らせる。

 なるほど、前の人の罰ゲームを繰り越しで喰らうのか。しかもちょっとパワーアップしている。

 大切な教訓を得て、僕はとりあえずサイコロを隠した。

「くっそ! やるしかねぇのか! 明久、隠したサイコロを早くよこせ!」

「濡れ衣だ!」

「嘘つけ! いいからとっとと右手を開いて――」

『さ〇だー』

「ぐわぁぁぁぁ!」

 こいつは使える。サイコロを握りしめているだけで雄二は勝手に死んでくれそうだった。

「……ぐっ。こうしよう明久。全員、制限時間内にサイコロは振る。絶対にだ。こんな不毛な争いを続けてたら誰かが死んじまう。協力してみんなでゴールを目指そう。な?」

 どうせ今の危機から逃れたい一心だろうけれど、雄二の言うことは間違いではない。

 確かにこのすごろく、当初の思惑を大きく外れてかなり危険なゲームになってしまっている。互いに私利私欲を追い求めていては共倒れが関の山だろう。

 雄二にサイコロを渡した。覚えてやがれ、という呟きは言われた通りちゃんと覚えておくことにしよう。

 サイコロが盤の上を転がっていった。真剣な面持ちで見つめる雄二――に、違和感を感じた。

「雄二、貴様――! カンニングなんて!」

 見れば雄二はいつの間にか小脇に化学と物理の教科書を抱えているのだった。これまでノーヒントでやってきた僕たちに対する痛烈な裏切りだ。

「離せ! 化学と物理はやべぇんだよ! 一緒に知恵を出し合うって決めたばかりだろうが! ちゃんと情報は提供する!」

「信じないぞ! どうせ自分だけ罰を逃れるつもりだろう! そういう目をしている!」

「てめぇも持ってくりゃいいじゃねぇか!」

 取っ組み合いの喧嘩を始める僕たちに、秀吉が呆れたような声を上げた。

「そんなことより雄二よ。次の問題なんじゃが――」

「わぁってる! 今見る!」

「いや、英語のリスニングだったのじゃ……」

「……」

「……。ごめん、雄二♪」(てへぺろ)

 騒いでいたから何も聞こえなかった。本当に申し訳ないと思っている。

「明久てめぇ――ぐおぉぉぉっ!?」

 僕にパンチを放とうとした雄二の顎に、すごろくから飛び出してきたボクシンググローブがカウンター気味に突き刺さった。バネ仕掛けじゃなくてボクシング選手が練習で使うような、棒にグローブがついているアレだ。雄二が壁際まで吹き飛んで停止する。

 罰ゲームは『世界を獲った左』。いったいどんな英文だったんだろうか……。

「ゆ、油断大敵ってことだね! みんな、問題に集中していくよ!」

 びくんびくんと不随意に動く雄二の惨状に青ざめながら、僕たちは気合いを入れなおした。

 一致団結――ここからが友情の見せ所だ。

「次はわしじゃな。……6じゃ」

 秀吉がごくりと喉を鳴らして、水晶の問題文をのぞき込んだ。

『問い。背泳ぎで用いられる潜水泳法を、考案者の名前をとって(   )泳法という』

「体育……じゃな」

 秀吉はしかめっ面だ。ここまで出かかっているんじゃが、と首を傾げている。

 僕はムッツリーニに目配せを送った。

(ムッツリーニ、これは――)

(…………賭けてみる価値はある)

「秀吉。たぶんそれならドルフィン泳法だよ」

 意思疎通を終えた僕は秀吉に助け船を出す。秀吉は頭の中で泳ぎ方をイメージしてから、確かにその通りじゃ、と晴れやかな顔で言われた通りの答えを述べた。

 一致団結、友情一途――。

「ドルフィン泳法、じゃ」

『罰ゲーム:スクール水着』

「「っしゃきたぁぁぁぁ!」」

「おぬしら諮ったな!?」

 予想通り! 予想通り……!

 突然、秀吉がびくんと身体を震わせて、戸惑ったように制服をさすり始めた。そしてもじもじと顔を赤くする。

「これは……確かに凶悪な罰ゲームなのじゃ……ンッ……。股が……窮屈で……」

 まさか秀吉――。

 制服の下に――着込んでいる――スクール水着を――?

「…………!」(ぶしゃぁぁぁぁ)

「ムッツリーニ! まだだ、まだ僕たちは実物を拝んでない!」

「拝ませる気などないのじゃ、たわけっ!」

 秀吉は我が身を守るように肩を抱いている。

 秀吉に……スクール水着……! すごろく君、罰ゲームだなんて言ってごめん! 僕たちが得するパターンもあるわけだ!

 ただの美少女ではなく秀吉が着るスク水という、通常よりはるかに背徳的なイメージに突き動かされて、僕とムッツリーニのテンションはアゲアゲだった。

「…………俺のターン!」

「頼むよムッツリーニ!」

「なんでそうノリノリなのじゃ!?」

「…………次は脱がす!」

「脱がさんでよい!」

 賽の出目に合わせてムッツリーニの駒が動き、そして問題文が表示された。

「この文面は生物――いや、また保健体育!? 乱数すら支配するなんて、なんてエロパワー……!」

「…………このくらい俺にかかれば――うっ!?」

 文章に目を落として、即座にムッツリーニが鼻を抑えて崩れ落ちた。

『問い。精子が卵の中に入り込み、細胞分裂によって成長可能な状態になることをなんと呼ぶか』

「これは! だめだムッツリーニ、気を確かに! このワードはエロ中のエロだけど神聖な言葉でもあるんだから!」

「…………どんなことが起こるか想像しよう、明久。きっとそれはパラダイス――」

「落ち着くのじゃ二人とも!」

 凛とした秀吉の一喝が響いた。

「おぬしら、目的を見失っておるぞ。今はこのすごろくをクリアすることだけを考えるのじゃ。寄り道はすべきではないと雄二もいっておったろう」

「それは……そうだけど」

「こんな問題、ムッツリーニなら造作もないじゃろう。さぁ、早く答えて先に進むのじゃ」

 見れば雄二ものろのろと意識を取り戻しつつあった。秀吉の罰ゲームはみんなが得する結果になったけれど、次もそうだという保証はない。雄二みたいに凄惨な結果に終わることだってあるだろう。

 欲に駆られた冒険は慎むべき。秀吉は厳しい顔で僕たちを諭していた。

「秀吉の言う通り、だね」

「…………ああ。俺たちはちょっと興奮していた」

「判ってくれればいいのじゃ」

 ムッツリーニが問題文に向き直る。保健体育の鬼である彼にかかれば一目見ただけで――。

「…………くそっ、俺にはこの問題の意味すら判らない」

「そんなはずなかろうに!?」

 それでこそムッツリーニだった。秀吉の追及にもめげず、ムッツリーニは頑として知らない、記憶にないと繰り返してタイムアップまで粘り切った。

 そして水晶に、運命の文字が表れ始める。僕はこの時点で確信していた。ムッツリーニは奇跡を起こすと。

『罰ゲーム:性教育』

「…………っし!」

 ムッツリーニが渾身のガッツポ。僕の頭の中では100万人の観衆が声を揃えて神の名を讃え始める。

 それでこそ僕らのムッツリーニ! ムッツリーニッ! ムッツリーニッ!

 そして教室の扉の向こうに人影が立った。あれもVRで構成されたものだろうか。召喚システムに熟知している僕たちだから言える、あれは実物と大差ない色艶を持っている……! 

 ムッツリーニがひと際激しい鼻血の噴水を上げた。弥が上にも期待が高まってしまう。

 きちゃうの? 本当にきちゃうの? 性教育を施してくれるお姉さん、本当にきちゃうの!?

 ――が、扉を開けて現れたのは、スキンヘッドでブーメランパンツの、てかてかしたマッチョマンだった。VR技術の粋を集めたその姿はまさしく生命の脈動を感じさせた。技術の無駄遣いが過ぎる、と初めて僕は現代科学を呪った。

「今からSay教育をはじめマース!」

 マッチョマンの陽気な声が、盛り上がった空気を一気に氷点下まで叩き落す。本当に――がっかりだ。この世の全てが憎い。不条理で憤死しそうだ。

「…………女じゃないのか……」

 ムッツリーニが率直すぎる落胆を口にする。しかしマッチョマンは可笑しそうに手を叩くと、

「HAHAHAHA! ボーヤ、安心してくだサーイ!」

 そして白い歯と黒く澱んだ瞳を、ムッツリーニにしっかりと固定して言った。


「ユーがオンナノコになるんデース」


「…………!」(ダッ!)

 縮地もかくやという素早さでムッツリーニが教室から飛び出していった。ボルトもかくやという大きなストライドでマッチョマンも追走を始める。

 鉄人に追われるよりはるかにスリルのあるチェイスが開始されてしまった。これほどムッツリーニが心配になったことはない……。

「大丈夫だ、安心しろ明久」

 復活した雄二が、安心させるかのように落ち着いた声で言った。

「VRだから、ノーカンだ」

 いや、カウントされると思うよ?

「ともあれ次は明久だ。さっさと終わらせちまおう。ムッツリーニを助けるにはアガるしかない」

「わしの水……これも、早く何とかして欲しいのじゃ」

 確かに、もたもたしていたら今度は僕がマッチョマンに尻を狙われてしまう。続行に否やはなかった。そそくさとサイコロを振って投げると、水晶にはさっきとは雰囲気の違う文字が表示された。

『サービス問題』

「ん?」

 そんな優しいシステムがあるのか。僕でも答えられるやつだといいんだけど――。

『井上堅二原作・吉岡公威作画、スキューバダイビングをテーマに爽やかな大学生の青春を描いた、累計部数200万部、アニメ化決定のコミックスのタイトルは?』

 もはやただのクイズだった。勉強とはいったいなんなのか。

「でもこの問題なら任せてよ!」

 人生で有数の確信を抱いて僕は胸を叩いた。

 間違える気がしない。毎月――この漫画は月刊だから――追いかけているから、頭の中に一場面一場面がしっかり焼き付いている。このコミックス、主人公はかっこいいしヒロインはかわいいし雰囲気は爽やかだしで、とにかく面白い。理想的な大学生活ってやつが読める。

 そう、この漫画のタイトルは――。

「グランブル!」

『罰ゲーム:ダイビング』

「バカなっ!?」

「明久、タイトルはひらがなで『ぐらんぶる』じゃ!」

「よりにもよってこれを間違えやがって! 『ぐらんぶる』をもう一回全巻買って出直してこい!」

「いやいや! カナを判別する機械とか聞いたことが――」

 僕の抗弁は途中で打ち切られた。突如として廊下の方からとてつもない轟音が響き始めたからだ。

 これはそうだ、あれに似ている。

 滝の音――。

 僕の予想はものの十秒もしないうちに証明された。どこから流れ込んでいるのか、廊下から大量の水が侵入してきたのだ。酷く冷たい。VR技術なんてレベルじゃない、もはやこれは完全な水だ。

「ダイビング……」

 罰ゲームを呟いて、僕は悟った。自分たちがかつてないほどの窮地に立たされていることを。

「窓から逃げよう!」

 ムッツリーニには申し訳ないけれど一抜けだ。窓を開け放って外に飛び出す。が、何かに頭を強く打ち付けてひっくり返ってしまった。

 壁――?

 黒色透明の、ガラスより境界が曖昧な何かが、僕の行く手を遮っていた。いつもは召喚フィールドを区画している仕切りだ、と僕はその正体に思い至った。物理干渉の言葉通り、本来は目印でしかない仕切りが実態をもって外界との連絡を遮断している。

 つまり僕たちは、校舎に閉じ込められた――。

「明久、秀吉! 廊下側の窓と扉を完全に塞ぐぞ!」

 一瞬で事態を把握したらしい雄二が、矢継ぎ早に指示を飛ばす。

 僕たちはせっせと仕切りを構築し始めた。ガムテで隙間を埋め、ちゃぶ台をつっかえ棒にして水の侵入を防ぐ――つもりだったのだけれど、水の増加は僕たちの予測をはるかに上回っていた。

 あっという間に廊下は水族館のガラスの向こう側みたいになった。埋めきれなかった隙間から水流が噴き出し、水圧でみしみしと扉がしなる。

 崩壊するのも時間の問題だった。

「明久、秀吉」

 本腰を据えた時の、あの挑むような声音で雄二が言った。

「こっからシャレはなしだ。――本気出さねぇと、マジで死ぬ」 

 同感だった。久々に僕たちは真の一致団結をしなければならないようだった。

 頷きあって、僕たちは大きく息を吸い込んだ。

 直後、扉を突き破って押し寄せてきた濁流に、僕らは飲み込まれた。



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